十月さん いらっしゃい
え‥なんだか愁い顔だね?って?
そかな
ものおもう季節、だものね
なんてね
ねえねったら!いつ、抱っこしてくれるんだろ
きょうは、あわあわ、あるのかなぁ
なんておもってるのクスクス
のびのびぃ
いつものストレッチ
いつものクセ
お手手クロス &
右のお手手がうえ
きまってるんだ
十月もボクは
おい!こらぁ!
なんて、ねえねを叱ったり
たよりないねえねを、じっと見守ったり
なにより
ねえねに笑顔とやさしいじかんを
とどけつづけることを、お約束いたしますU^ェ^U
10.1
九月さいごの黄昏
と
ぴんくのお城のひ
しろちゃんのひ
しろちゃん
おおむかし、ボクがお鼻をかじっちゃった、しろちゃん
まだ、お家にきたばかりで‥
ねえねが、しろちゃんとっても大切にしてるのみて
つい、やきもち、やいたんだ
いまならね、やきもちなんかやかないよ
やきもちなんか必要ないくらい
ねえねがボクを好きってしってるもん
それにね、ねえねの大切なものはボクにも大切
やさしいお友達の形見
ごめんね
しろちゃんも、お鼻をかじったボクのこと
いつもかわらず、抱きしめてくれる
お城がぴんくになる理由
そんな理由で、お空へいったお友達
とてもとてもとてもとてもとても
やさしいやさしいやさしすぎるお友達
お友達のことは、ご家族のこともなにもしらないまま
体調がよくないということはきいてたけれど
たまに、お友達がお勤めしてた写真ギャラリーで
しばらくお話しするだけ
ご飯どころかお茶も一緒したことない
それでも、かけがえのないお友達
そして、あの冬、かけがえないお出かけをした
いえ、母と娘のかけがえないお出かけにつきあってくれた
車椅子になって退院したばかりのママ
おっきな街の降るような灯りがみたいと
なので、セスナの夜間飛行を手配
お友達も、降るような灯りをみたいと
一緒してくれることに
なのに、ママは、セスナに乗りこんだとたん
怖くなったからどうしてもイヤ!!と拒否
片道3時間の介護タクシー
往復しただけ
ひたすら謝るねえねに、お友達
「一緒にいられてよかったよ
お母さんとたのしく暮らすんだよ」
とぎゅっと抱きしめてくれた
それが、お友達とのさいご、になった
ママの介護にあたふたする日々
冬がすぎ、春がすぎ、夏がきて
お友達の訃報がとどき、七夕さまにお別れに
そのとき、ふわふわのしろちゃん、手渡された
ねえねあてに、と、言い遺されてた
ずっと、ねえねには
「病気、ふしぎにきえちゃったのよ!」
なんて笑ってたのに
おバカねえねは信じてしまってたのに
消えて、なんかなかった
黒いトイプーちゃんを可愛がってたお友達
とうじ、わんこにがてな、ねえねへの口癖
「わんこってほんと可愛いのよ」
あの日々から、ずっと
まかろんとねえねの暮らしを、お空からみて
クスクス笑ってるのでしょうね
「ほらほら、わんこって、ほんと可愛いでしょ」って
お城がぴんくに染まる日
まいねん、夜空のお友達に
ふたりは笑顔で暮らしてるよ
そういいながら、王子とふたり、手を振った
いまは いまも そう手を振りたい
♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝
🐾母からのさいごの最幸のおくりもの🐾























