小正月
小豆粥の朝
赤い色で無病息災‥健やかに
ほのかにあまいにおいのお粥さん
お揃いのお皿
お気にいりのお匙
餅花をかざって
ごちそうさましたら
ボクとなかよくおひるね❤︎ね
このところまたまた、ねえね、ほとんどねんねしてない
ボクはしってる
グーゴーねててもボクは、ねえねのことわかるんだ🐾
朝ごはんのまえに破魔矢もいただいてきて
しずかな朝
そうして、ゆっくりの一日
しあわせののこりもの
お鍋の魔法‥一晩寝かせて
クツクツことこと、するたびに
どんどん美味しくなる
きょうのお皿は
これ
なかよしふたりぐみ
これは、母が元気なとき、毎日のようにかよってた、お肉やさんが閉店のとき、いただいた
母がたおれてから、まるきりご無沙汰になったのに
‥ずっと気になっていて、と、お友達にことづけてくださった
ふたりきり🐾になったことも、心にかけてくださっていたようで
こんなお皿
あれからでも、もうずいぶんの歳月
お目にかかることはないけれど
この器をつかうたび
ふたりはかわらずすごしています
いつも手をつないでいます
と
そんなことをつぶやいてみる
いつも寄り添って
いつも、泣き虫ねえねの手をひいてくれるのは
やさしいふわふわ坊やの王子さま
心のなかに嵐がおきても
木枯らしが吹いても
冷たい雨降りや凍てつく霜でも
あなたがいれば大丈夫
電車の灯り
町の灯り
窓の灯り
もうずっと大昔、海のむこうでホームシックになった
どのお家にも
薔薇があふれるように咲くむこう、
あたたかなオレンジ色の窓辺‥
涙があふれた
じぶんの町に帰ってから
母がたおれてからは
よそのお家の窓の灯りをみると涙がこぼれた
ひどい娘‥
母が我が家にいて灯りがついてるのに
母がみえなくなってからは
なおさら、よその窓の灯りをみると涙がとまらなかった
なのに、いつからだろう
ふとせつないときもあるけれど
ふうわりしたきもちで
「いいものだなあ」とおもう、ようになった
それはきっと
かたわらに、茶色いふわふわの「灯し」があるから
そうして、ふしぎ
あの日からもなぜか、おなじ
ふしぎに?ほんとふしぎに??
こんなにゼツボウのどん底なのに
よその灯りをうらやましいとおもうことはない
ふたりはふたり、でしかないから
まかろん と ねえね
それ以上でもそれ以下でもない
ただ ふたり
それだけはかわらない


















