ちいさなおっきな背中‥まかろんの南の島だより2025 no.30

海からのぼる朝日

あの夏の島では、はじめて

まいねんは、もっとしょっちゅうあうのだけれど

暁の星のした

ふたり

島じかんさいごの日の夜明け

おおきな雲が

しずかに、でも、勢いよく

流れていく

毎年毎日みてる景色

でも

この空は、いつもいつだって、これきり

そして

こんかい、ほんとうに

こんな景色は、ことしっきり

きょねんとは、おっきな「間違い探し」♪

そんなやさしい楽しい秘密がかくれてる＾＾

ちょうど、水平線に、雲の切れ間

一瞬、顔をだした朝日は

また、雲のなかへ

白い壁に、茜色と濃い影を刻みながら

雲を‥海を‥金色に染めていく

そんな空と海をみながら

ふたりの、朝のごろだらタイム

ぼんやり

しだいに

うつらうつら

朝寝って気持ちいい

ときおりお目目をあけかけては

またすぐ、まぶたが落ちてくる

うん？

そろそろ起きる時間みたい

ふたり

朝の光のなか

くっついて、ごろだら

し・あ・わ・せ

ごろだらの魅力から、なんとか、脱出

南の島、この夏さいごの朝ごはん

‥手をあわせて‥

いただきます

この朝は、いつもの黒紫米でなく

白いご飯

生みたて玉子で、玉子かけご飯をぜひ！と＾＾

ひとくち、ひとくち

たいせつにいただきます

島のいのち

　　ぬちぐすい

ごちそうさまでした

　　ぬちぐすい＝命の薬

島じかん

ゆーっくりゆっくり

じつは、あの夏、ちいさな悩みのたねがひとつ？

毛虫にさされたことは、ともかくとして
お部屋の同居人が、夜中さわがしい。。

あ、ちがうよ！ボクじゃないよっ！

そしてこれも、やさしい思い出♡

同居人。。。ヤモリさん。。。
このかた、かなり綺麗な澄んだ大声で、歌うのがご趣味

ねえね、虫とか、は虫類とか、その類い、まったくダメ。。。
なんだけど、南の島では、どんな隣人がそばにいても、みてみぬふりくらいはできるようになった（笑）

こんなことは南の島だけじゃない〜たとえば、軽井沢でも、由緒あるホテルのお部屋で、多数の虫さんのご訪問をうけ
そのたびごとに、スーツ姿のホテルマンさんがスプレーもって飛んできてくださった
→二日めには、悟り
〜ここはこういう場所なのだから、来たからには、みてみぬふりがマナー！と*´ー｀*

南の島でも、ヤモリさんが、お部屋でくつろがれてようが、蟹さんが歩いてようが、ともかく！みてみぬふり！
まあ、可愛いとおもえるまでには、悟りがまだひらけてない⁎˃◡˂⁎

とはいえ、夜中、一時間おきに
お部屋のなか、耳元で
ケケケケケーン、と
さいしょ、南の島の鳥かとおもいこんでたような、甲高い澄んだ声で鳴くのはいかがなものかと。。
眠れない。。
とゆーか、ヤモリさんも寝たほうがいいのでは？

そのピンク色のお肌にわるいですよー*´艸`*

でも、それも
スタッフさんたちにいわれたように
ヤモリさんが、まかろんとねえねを歓迎してくれてるのかもね♡
と、おもえば、やさしい気持ちになれる
そもそも、ヤモリさんのが、先住人♪

とゆーことで
南の島では
ドアをあけて、ヤモリさんが頭の上から落ちてきても
「なかったこと」にする。。
くらいには、成長したねえねですww

それに、坊やは、初日こそ、鳴き声のたびに、パッと飛び起きてたけど
二日めくらいからは、まったく無視で爆睡
ねえねより、はるかに大物ww

そして、けっきょく
そんなこんなもふくめての

南の島を心から愛してる、ふたりです(*´꒳`*)

郷にいれば郷にしたがえ
ってことかな♡

つぎの年には、も少し仲良くなれるかなあ
ねっ♡ヤモリさん♡

なんてはなしかけてる

あ
こちらのお部屋にいつも、ヤモリさんがいるわけではないですよー
ことしは、すこし異常気象とか
それに、困ったときは、スタッフさんが一生懸命、追い出してくださいます☆