青い碧い翠い海
白い浜辺に白い波
風に舞う波の音
‥それだけの世界‥
幻の島
上〜陸〜‹‹\( ´꒳`)/››
この夏、七度めの再会
乾杯
思い出の、モルディブのためのスパークリングで‥
この夏は、「まかろん号」=モルテンくん
退院がまにあわなくて療養中
なので、この日はモルテンくんのお友達のお船に
冷えピタ船長さん
いざ、出航ーーっ
↑ニガテな風がつよく、テンションひくめ(*´ー`*)
ちなみに‥ねえねのお船免許は完璧ペーパー
車の面かもずっとペーパーだったなぁ
ま、車くんみたいに〜
いつかこっちもつかう?かも?
ちいさな船長さんは、この日
強風の波しぶきがかからないよう
ずっとタオルにくるまれ
ねえねにぎゅーされていました♡
島がとおくにみえてきた
深い濃い海の色が
きらきらと
エメラルドグリーンにかわる
島の真ん中に立っていても
波しぶきを感じる
耳いっぱいの波の音と風の音
ときおり足をとられそうになるくらい、強い風
それでいて
静寂につつまれた、ちいさな島
ただいまー
ボク、逢いにきましたよー
消えてゆく島に
ねえねとふたり
そう
潮がひくとともに
海のなかからあらわれて
潮が満ちると、また
波が迎えにきてきて
海のなかへ還っていく島
年ごとに、すごい勢いで訪れる人がふえ
人口過密だったり〜もはや幻ではないような
台風の年は、形がかわってしまったり
激しいスコールにであって、坊やを抱えて船に大急ぎだったり
いろいろあるけれど
ふたりの南の島時間に、やはり
この幻の島時間は、かかせない
しかも、この夏は!まさかの!
人生初の座礁体験
おっきなお船でひっぱってもらっても動かない
ねえねとまかろんは、ちがうお船に助けられ
ぶじ、帰港
ドキドキのハプニング
南の島に住んでいても座礁体験をすることは
ごくごく稀とか
つまり、こんかいは
いつものような幻の世界気分、というわけにはいかず
そして、助けてくれるお船をお待たせするわけにはいかず、慌ただしい滞在
それでも、いまおもうと
この島での時間は
静寂‥で、永遠につつまれてた‥
そんな気がする
どんなハプニングがあっても
どんなに足跡と人声ばかりになっても
この島できこえるのは
風と波の声だけ
この島でかんじるのは
風と波と海だけ
近年は、幻どころか、足跡だらけの島だけれど
そんな島は、波のなかに消えていき
また、綺麗な真っ白な姿であらわれる
そして、あたらしい綺麗な姿であらわれる島は
「あたらしい」けれども‥でも‥「おなじ」
かわっても‥かわらない‥
ただ、時のつみかさなりを
たくさんの雑多な足跡だけを
波まにながして‥
また還ってくる
それは無限のくりかえし
そんな時間に逢うために
まいねん、このちいさな島を訪れてきた
そうして

ちいさな島に刻む、ちいさな足跡
海のなかへと‥海のむこうへと‥
空のむこうへと‥
波にきえていく島が届けてくれますように
ボクとねえねからの手紙
またいつかかならず‥きっとかならず‥
逢えますように‥
↑
はじめてこの島をおとずれたときの、ねえねのさいしょの一枚
ps.
お船で仕事をする人たちは
友達どうし、知り合いどうし、事前にお互い連絡しておくそう
そして、できるときは、近場で仕事をするそう
なにかあったときのために
そして、まったく知らないどうしでも
なにかトラブルがあると
おたがい、助けたり助けられたり
こんかいは、助けられたけれど、まかろん号が、ちがうお船に手を貸してあげることもあった
海‥というところで生きるということは
そういうことなのだなあと‥しみじみ
そうして
たいせつな時間が、ざんねんなことになり、すこしかなしかった
それでも
こんなハプニングも、いまでは
貴重な思い出〜ほんと、「稀」な貴重さ(笑)
懐かしさばかり
いつかあえた、海亀さん
〜母はよく、じぶんを亀にたとえていた
またあえるとうれしいな
𓇼⋆゜まかろんの南の島だより𓂃◌𓈒𓐍𓇼*
2025 no.16
そうして、この夏
ひまわり月のはじめ
あの写真展のカメラマンさんから、追加のパネル到着
一枚は、そう‥



























































