ある方からご本がとどいた
「読める気がしたら読んでみてね」と
いまのねえね、まだまだ心がついてかないので
さくさくとは読めないけど
きぶんが大丈夫そうなとき、すこしづつゆっくり
頁をあけさせていただきたいとおもう
一冊はまえから気にかかっていた
そして‥なによりなによりもう一冊
これをとどけてくださったのは
ふしぎなやさしい魔法
だって
このご本の著者は
この木彫りくんの作家さま
あの春、我が家まで、まかろんにあいにきてくださって
ベッドの母もご挨拶
そのときのスケッチがこの一枚
そうして製作へ‥
秋になって木彫りくんが到着したとき
ベッドはからっぽだった
それからずっと
木彫りくんは、母のベッドのそばで
みえない母につきそってくれてる
あの日まで、まかろんがそうしていたように
こんなちいさな車椅子木彫りもプレゼントしてくださって‥ちゃんとウサカメもいる
ちいさな頃から、背中まがってて
そんなところもそのまま
ほんとうは等身大にとお願いするはずが
ねえねの測りかたがシッパイ
ほんにんより、すこぉしおっきい木彫りくん
そして
超小顔の王子だけれど、このときは、わざと頭をおっきめにつくっていただいた
当初5キロだった体重は、おっしゃったように水が抜けて
いまは、王子とおなじ2キロ
3歳のボク
ママのお膝で甘えてたボク
あれからボクは、しっかりしたねえねのナイトに成長
木彫りくんもなぜか、いつのまにか
幼な顔に、キリッとしたものをかんじる
そか、もうすぐきみも、13歳だものね
ふたりの「さいごの秋」
きみが10歳のとき
この作家さまの個展が地元であり
王子は車で待っていてくれて、ねえねは拝見
お土産にえらんだ絵本を我が家で楽しんだ冬
そんな作家さまの著書がたまたま手元にきた夏
というか
第一回コウハンおわったタイミングでとどきました
いろんなまわりあわせに、ただ手をあわせる
ねえね❤︎ボク
きょうもずっとねえねをみてるよ
だいじょぶだよ
ボクのシクラメンだってすこしづつ復活
枯れなかったよ
たいせつなことはなんだって
あきらめちゃだめなんだよ
ちいさな芽からそんな声がきこえる
週末の珈琲やさんでの一杯
西日に揺れる えのころ草
坊やのお尻尾
な に も し な い
きのうは早朝、庭に水やりにいった以外
完璧ひきこもり
というか、ほんとにほんと
「なんにもしなかった」
たいていは、時間があると
ちょっとした家の雑用とか片づけとか掃除とか
なんだかだ、おもいついてゴソゴソしはじめる
なのに‥ほんと!なんにもしなかった
坊やとならんで、空だけをみていた
こんなになんにもしない日は、何十年にいちど?かも?ものごころついてはじめて?!?
さいこうの贅沢‥かな
あれをしたい
これをしよう
あそこへいきたい
それもしておかないと
いくらでも、頭のなかのリストは尽きない
そして、できるだけはそれを果たして?叶えて?きたけれど
あの日から二年とすこし
なにもしない贅沢
それを最優先したい
そんなきぶん
↑なんて、、暑すぎるからかもね⁎˃◡˂⁎
これから一週間くらい
夕日はビル影
♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝
🐾母からのさいごの最幸のおくりもの🐾



























