できたことできないこと‥まかろんのお城の桜だよりno.18 | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥



花の嵐とともにかけぬけていった春

  ことしの春はいつもと勝手がちがった
  花がおそかっただけでなく
  きもちのなかにチグハグがおおかった
  十三ねんぶりのできなかったこと
  も、おおかった
  きょねんよりずっとしんどかった

  それでも

やさしい春になったのだろう‥きっと




いつものばしょにすわっても




おっきなシートが石垣にかぶさってた


















それでも



花のまわりは早朝からいそがしく



たくさんのひとの賑わいはかわらなかった





そんなシートも



花が咲きすすむにつれ

花の笑みにかくれていった



すこしげんきがないようにみえる木たちも

せいいっぱい



花のいのちを咲かせていた



咲いてくれてありがとう
まいあさ、そう花たちに告げにあいにきた



まかろんの木がとてもあでやかで






うれしかった




いつもの「みち」をいつものように
ただ、ふたり、たどる




花じかん




とはいえ
ことしは、シートのことだけでなく
なぜか、「できないこと」がおおかった

お船にも乗らなかったし
たけのこご飯ピクニックもしなかった
花のトンネルではしゃぐこともなく
花のお宮さんにもゆっくりはあいにいかなかった

たくさんたくさん
しなかったこと、がある

赤い橋にだけはぎりぎり一瞬あいにいった
〜といっても、なんども、赤い橋はわたった



お船にはのらなかったけれど
お堀をゆく船をぼんやりながめていた


つまり

いつもの春、をみていた


うれしいはっけん、もあった




しだれ桜


この枝垂れさん

おととしとくらべると??

なんだかすごく綺麗だなぁ、とおもった

‥ずっとまいねん綺麗だけれど

ふときづいた


枝がのびた

はなやかになってる

そんなはっけん


つまり

まいねんおなじ桜でも

まいねんまいにちまいにちおなじ道でも


おなじってない

一期一会


こんなチグハグな春もまた‥

シートをかぶったお城と桜もまた‥

おもいでとなぅてゆき

たくさんのおもい、がそこからこぼれてくるのだろう


きょねんのいまごろ、すこしまえ

花になどけっしてあいたくない

そうおもっていた


ことしは、もっとふうわりしたきもちで

花のなかを歩けるかとおもったのに

なぜかきょねんよりも、おもたいものをかんじて

足がなかなかすすみそうになかった


のに、きょねんもことしもけっきょく

花に呼ばれた

いえ、花のむこうにある、母の笑顔によばれた

花のした、またらいねんね、とゆびきりした

母とのやくそくによばれた


それよりなにより

かたわらでけんめいにそばにいようとふんばって

くれる、そんなちいさなふわふわの、可愛い手が

ぽんぽん、とねえねのひざをたたいた


「いこーよ」と


そうして桜んぽをかさねた



まかろんの木のしたで

いつもふたりひと休み


 あの春の桜デビューの昼さがりも

 鳩さんおっかけるのにくたびれて

 この木のしたでzzzねんね


そのときの夢をみてるのかな




ねえねもいっしょに夢をみたい



   花降る夢



   ふたりともにみる夢




   けさはまだお城の足元がピンク
   そんなのみるとうれしい


  ❁⋆ฺ。まかろんのお城の桜だより❁⋆ฺ。

         2025 no.18

       


   とはいえ、つめたい雨がまた

   ほんじつも桜んぽは、なし

   冬みたいにちゃっぷくって

   ボクはぷるぷる


   けさは窓が結露してるって

   ねえね、びっくり


   ♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝


 🐾母からのさいごの最幸のおくりもの🐾