ちいさなお姫さま
ことしは、ほんと
こちらの梅がゆっくりゆっくり花をたのしませてくれた
降るような花のなか
この境内はひと足はやく春爛漫
どの樹もことしはながめの冬やすみ
たくさんたくさんの人で大賑わいの境内
それでも
そんな喧騒がうそのように
しずかな花の声がきこえてくる
ようやく咲きそめてきた、花また
花、の声
にしても、びっくり
梅見弁当‥ってのもありなのね (*´艸｀*)
記念日のご馳走♡
わくわく◟̆◞̆♡
綺麗な押し寿司
春色爛漫
ご飯、のあいだにも「しごと」がしてあって
お気にいり
ボクには、玉子をね
ママはお寿司が大好き＾＾
桜染のランチョンマットに
あ、このデニムのドレス
こんかいは、お背中のお花
おマヌケねえね、わすれなかったよ( ´艸`)
デザートは
お気にいりのおひなさまの硝子皿に‥
草だんご
ママは、蓬のお餅が大好物なんだ
和菓子屋さんのご案内によると
蓬の花言葉
‥けっしてはなれない
そう‥けっしてはなれない
ねえねの青い鳥さん
デザートがもひとつ
南の島からとどいたお菓子
たいせつにおいていたんだ
きょうみたいな日にいただこうとおもって
ミンサー柄のパイナップルケーキ
あの浜辺のたいせつなお友達から
ミンサー柄＝五＋四
五（いつ）の四（よ）までも
towani
はなれない
あの年の夏、南の島で
「らいねん」は、ふたりのミンサー、をえらんでもらおうって
そんなお話をしていた
‥それきり
翌年から南の島へかえれていない
ふたりぐみには、まだ「らいねん」がきていない
でも
きっと、きっと、「らいねん」はくる
そのときは
南の島にただいまをいって
ふたりのミンサーをえらんでもらおう
ことしの12、13は
さくらちゃんの桜がおそく
ピクニックがなくなったぶん
四年ぶりのばしょへいきました
「お城のボクの桜の木」にも「あい」ました
𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧 𖡼.𖤣𖥧
そう‥ちょっとおもいたって
四年ぶりのばしょへ
お友達のお写真を拝見に
‥‥ふたりの町
このなかでふたり暮らしてきて
これからもこのなかで暮らしてゆく
カオスでもあって
カオスでもない
ふたりのばしょ
ふとかたわらに
お城の「ボクの桜」みいつけた
あの春、この木の下、花が舞うなか
ふたり着物でツーショット撮っていただいたこともある
そうして
会場いりぐちには
ココちゃん
こんなふうにおもいを素敵なかたちにできる才能があればなぁ‥‥
どれほどこころがやすらぐのか‥‥
ねえねの宇宙一ぶきっちょな手は
ものをおっことす、ぶっつける、こわしちゃう
くらいしかできません‥‥‥
こんなじかんにあえてよかった
しょっちゅう母や父と訪れた場所
四年まえはこのお庭で、やはり
着物ツーショットを撮っていただいた
たくさんのじかんをだきしめながら
くるっとまわりみち
お城の桜をちぇっく+｡:.ﾟஐ⋆*❁
いつもいちばんのりくん、は
だいぶ蕾がおおきくなって
しっかり春待ち準備
（まかろんのお城の桜だよりno.0000）
𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧 𖡼.𖤣𖥧
このワインとすごす夜
十八年なんて、ワインとしては、ちっちゃな子どもみたいなものなのに
それでも、こんな歳月をかさねているのだと
ことしのこの夜にかんぱい
十八年も歳をかさねても
ワインの味わいは、まだまだ幼ない
たくさんたくさんの歳月を‥
たくさんたくさんの想いを‥かさねたようでいて
この十八年は、たった十八年
そうして
大昔、のことのようで、やはり
すべてのことは、つい最近のことなのだと
ふたつめの誕生日からまた歩きだす
あなたと手をつないで
きょうもきのうもあすも
かわりない日々を歩く
かわらないこと‥それがとてもとても
とくべつなことなのだと
春を告げる
