金木犀の紅茶を淹れて
お友達がとどけてくれた、花ざかりの枝と
あさのお茶
金橙色のにおい
くんくんふんふん
うれしいなあ🐾
この秋はボクの金木犀さん
ほぼおやすみ
あの葉陰のちいさな細い枝いっぽんに
米粒のような可愛いオレンジの花たち数輪
それきり
夏がながくって
咲きそびれたのかもしれないなぁ
それに
きょねん、ほんとうにみごとに咲いてくれた
ことしは、ひと休み、かな
またらいねん待っています
ボクのシクラメンくんは日光浴中
11.3日曜日
おでかけもごちそうもなし
いつもといっしょ
いつもとおなじ
くっつきむしむし
ふたりの空をみながら
ふたりですごす
最愛の王子さま
最愛の恋人
ふたりきりの家族
さいごの家族
パパろんでママろん
さいこうの親友
かけがえない相棒
生涯唯一の伴侶
ねえねのはんぶん
ねえねのいのち
宇宙一の王子さまき
きょうは
我が家のちいさな記念日
あの年も日曜日だった
きょうは
我が家のちいさな記念日
おだやかな夕暮れ
おだやかな日曜日
きょう、におやすみなさい
町はとても賑やかだった
そんな賑わいからすこしはなれて
しずかな いちにち
さしいれの森嘉の飛竜頭が夕ご飯
おっきな百合根がごろん
銀杏と
ボクは百合根もお豆腐も人参さんも大好き
ランチョンマットのボクはお祭り仕様
わかりにくいけど、法被着てるよ
播州の秋祭りはほぼほぼおしまい、だけど
ボク地域はこれから霜月大祭
ほかの秋祭りのような賑やかさはないけど
お祭りが来ると冬が来る
ひいおばぁちゃんの口癖
お城は刻々ドレスをお着替え
ボクの水色もよくにあうよ
11.3
「2002のワインをお願いします
さらっといま美味しく飲めるものを」
二年まえの秋、酒屋さんたちにお願いした
そのうちの二本がこれ
ふと気づくと、セラーorマイリストに
タイミングよさげな2002はみあたらず
11.3にあけるなら2002‥
なのに、なぜか、あの夜あけそこねた
数本とどいたのに、どれもあけなかった
どうしてなのか、おぼえてない
体調いまいちだったのかな
いまおもうと
ぜんぶあければよかった
つくづくそうおもう
2022秋
かけがえない秋、になったのだから
きょねんからずっと
「なんにも🍷あけなかった」
ひたすら飲んだくれてきたけど
おもいのあるワインはあけなかった
てあたりしだい
なにをのんでるかなんて意識もせず
のんできた
それでも
この春からは、ごくごくごくごくたまに
おもいのあるワインをあけようという気持ちがもどってきた
「かけがえない秋」といったけど
ほんとうは
どの一日も、どの季節も
どの年もかけがえない
きっと
ことしの秋も
ことしのきょうも
いまも
かけがえないもの、なのでしょう
かつての日々、十二年まえ
きえてなくなれ!とおもったじかんも‥
母がみえなくなった日々も‥
いまふりかえると
かけがえないのですから
いまの、この日々も‥
きえてなくなれ!!とおもうじかんも‥
ほんとうは
かけがえないものなのかもしれません
今夜は
あの秋にあけそびれたものを
いまさら!あけたくもないっ!!!
とお蔵入りするつもりの二本で乾杯
きょうは
おでかけなし、のはずの日でしたが
暖かな薪窯のまえで
あたたかな笑顔とあたたかなお皿とカップと
白い風のなかですごしました
お昼すぎまでは
ふたりのばしょで
すこし霞んだ青い空をみあげながら
ゆらゆらゆらぁり
ぶらんこにゆられていました
心からのしあわせ
からはほど遠いのかもしれません
それでも
おだやかないちにち、でした
ふたり生きる
ことしも、11.3の火入れはできませんでした
もうここ数年、あたたかすぎ
あまいチョコレート、でかんぱい
チョコレートはないけど
ワインそのものがチョコレートのお味



































