三歳のボク四歳のボクさんにんの部屋 | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥




木彫りくん♪

=三歳のボク


キミは、ボクと等身大、のはずだったんだけど

ボクよりずいぶんおっきいね⸜( * ॑꒳ ॑*)⸝⋆*


あのとき、ボクの「身長」も測ったはずだけど

イメージ重視の製作をお願いしたから

すこおしおっきくなってたのかな?

それともまさか、ボクがちぢんだ??⁎˃◡˂⁎



すこし曲がった背骨、そっくり


あのとき、ボクも作家さんのアトリエにお伺いはしたけれど

作家さんも、わざわざ、お家にきてくださって

ママもご挨拶させていただいた


そんな春がすぎて夏から秋へ

キミがお家にやってきたとき

ママのベッドは空っぽだった


あ、ちがうね

みえないけれど、ママはいるんだ

だから、それからずっとキミは

ママのベッドのそばで、ママを守ってる


5キロだったキミは、きいていたとおり
水がぬけて、2キロのボクとおなじくらい
  〜木、のキミは、重たくかんじるけどね



ふたりでたいせつなひとたちを守っています

この水色お洋服もお気にいり🐾
一歳のときからご愛用♡

そうして



ボクとねえねのお部屋


ママとさんにんのお部屋



ほらほら



四歳のボクがいる



おもいでのフランスパンと◟̆◞̆


我が家にきてすぐ、まだ600グラムちょっとのボクが

ながぁいフランスパンにかじりつき


それをみたママとねえねは大笑い

「まるで、茶色いねずみさんみたいwww」って


あのとき、歯がかゆかったのかな

パンはべつに好きじゃないのにクスッ


いまでも、ねえねは、長いバゲットみると

ふふふ、と笑ってしまう


そうして



ボクのお気にいりたち



ボク、まかろんの名前の由来にもなった

スタバ、のあわあわ、と

ワインコルク


おもちゃでほとんどあそばなかったボク

ワインコルクをガジガジするのが大好き

それも‥古くて美味しい赤ワインのコルクがお好み

スタバの厚紙スリップをガジガジするのも好き


そんなガジガジボクを



かたわらでママが本を読みながら

にこにこ笑ってみててくれる




ママのお気にいりは、このコニャック






コート掛けには

ママがいちばん大好きな、ちっちゃなねえねのコート





ママのバッグ



帽子かけには

ママとねえねのお揃い帽子



ママは夏でもこの帽子をどうしてもかぶりたがって

ねえねが、どしてそんなっ!!と「叱る」と

だまってた


あとで、友達がおしえてくれた

「あなたとお揃いだからよ」‥と



ママからねえねにおくられた、100歳ごえの

ボンボン時計


おっきな病気をしたばかりのねえねに

「どうか元気で長生きしてね」と

ひいおじぃちゃん家にあった時計に似た時計を

おくってくれた



紫硝子のランプ



ママの紫陽花星花火



ママとの軽井沢につれてった、バニラちゃん




車椅子になってからのママが

たえずそばにおいていた、うさかめ



どのパーツも丁寧に丁寧に

つくりこんでくださった



あれから12年、ついさいきんになって

snsで、この「お部屋」の作家さんの当時の記事がながれてきた



こんなふうにつくってらしたんだなあと




ねえねの写真をもとに



丁寧な丁寧なお手間



あらためて、ありがたくて
あたまがさがる

あのとき
ママがみえないはじめての誕生日をむかえるころ
どうしても、さんにんのお部屋、つくっていただきたいとの、お願い
それにこたえてくださった



四歳のチビは、そのおなじ作家さんとのご縁をつくってくれた、きっかけ



まかろんとねえねがずっと寄り添って

暮らしてきた、さんにんの部屋



こちらのおちびさんたちは

木彫りくんの作家さんがつくってくださった


車椅子のお膝にはいつも



まかろんと



うさかめ


うさぎ、はねえね

かめ、はママ



ママは、元気なときから

世界じゅうとびまわるねえねを、うさぎ、に

家で待つじぶんを、かめ、に

たとえていた


さっちゃんがどこにいても

ママは待ってる

いえ、ゆっくりゆっくりでもかならず

うしろについていくから

うしろにそっといるから



まかろんがきてすぐ
おなじシリーズの、わんこをみつけて
うさかめ、にくっつけた

かめ、は、一生懸命
そして、しあわせそうに
うさぎ、と、わんこ、を抱きしめてる



これからもかわらない



さんにんの部屋での寄り添っての暮らし



ひさしぶりにママのお膝でもねんね



三歳のボク(木彫りくん)

四歳のボク(チビ)

13歳のボク(まかちゃん)

14歳のボク(ちび)


がみててくれる

まぁちゃんもミニファミリーもみんな

ふたりをみててくれる


  超超デリケートなまぁちゃんは

  こっちのお家にはなかなか

  移動できないんだ




ママがみえなくなっても
ボク、ママろんがずっと



ねえねのうしろにいた
ねえねのそばにいた



ずっとずっとずっと
どんなときも

いまも



ねえねのすぐあとをおいかけて



いつもいつもいつも

かたときもはなれないで暮らしてきた


これからも


それは、ボクとママとのさいごのお約束だから


あの緊急入院の西日の夕暮れどき

ボクの名前だけをよびつづけて

そうして、ふと我にかえって

ねえねに、やさしく手を振った


「まかろんのところへかえってあげて」

「またあすね」


ボクにはママの声がきこえたし

ボクは、ママとゆびきり、をしたんだ

いちばんたいせつな約束



かわらないよ



これからもずっとかわらない



ボクは、ねえねの


  ま か ろ ん


なんだから



ずっとそばにいるよ



  お や く そ く





まかちゃん、じつは
ママにいわれてやってきた、お目付け役なの

まかろんとねえねの暮らしがまもられるように
しっかり見張ってるの

にしても、いやねぇ〜このシチュエーション
まかちゃんが、お家をのぞくゴジラ、みたいじゃないのよっ(⑉・̆-・̆⑉)
ま、、いーけどさ❤︎

  1.28ボクとねえねがはじめて直接あった日
    家族になることがきまった日

    ♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝

 🐾母からのさいごの最幸のおくりもの🐾 

あの年の昨夜のことをおぼえてる

つぎのひは、苦手な「犬」にあいに
慣れない電車に乗って
おっきな街のはじめての場所にいく
ドキドキしすぎて眠れない

そもそも
ひたすらママのために我慢!して
「犬と暮らす」ことにした
 ママは不自由になってシニタイしかいわなくて
 何十回もっと、深夜の病院からの連絡で
 タクシーで駆けつけたか
 そんなママのためだけの「犬」
 我が家に帰っても泣いてばかり
 いきてることをかなしんでばかり
 そんなママのためだけの「犬」
 ママに笑顔をとりもどすための「手段」

のはず‥だった‥‥
それが

‥最幸の贈りものに出逢うことになった‥

人生って、そんなもんだ

一枚の写メでお迎えをなかば以上きめてから
あのひと月イヤイヤだとおもうきもちのなかに
ふわっとあたたかなきもちがかすかにあった
なんとはなしにわくわくするきもちもあった
それは
  しあわせ、の予感
  赤い糸がつながる、予感
だったのかもしれない

眠れなかったあの夜をおもいながら
まるきりま反対の理由で眠れない夜

あの日から、いつのまにか
あなたのために‥なら‥
いのち、まったくおしくない
そうおもう
だから
あなたのために‥もすこしだけ
こちらのせかいをあるいてみようか
いまだけ‥きょうだけ‥めのまえのじかんだけ
 

 ま、、⁎˃◡˂⁎
 あの年のきょう、めちゃ
 がっかりして帰ってきたんだけどね

 とっても可愛い写メの子は
 「めちゃ!ぶちゃいく」だったから 
  (ねえねにはそうみえた)

 それでも、その子と家族になることをきめた
 そんな日   1.28
 いまから、まかろんディナーにいってきます