2023.5.10 傘をさして
あなたのそばはあたたかい
空のした光のなか
あなたのそばは
なにがあってもあたたかい
やまない雨はない
そのなかを
といいますが
やまない雨もあるのです
ひたすらふりしきり
心をきつくうち続ける強い強い雨
ねえねの背負う十字架の重さは無限大
けっしてきえない
あなたのかなしみ、
そして、母のかなしみ
きえるわけもない
ふたり寄り添って
水色の傘をさしてあるいていきます
母が遺してくれた水色の傘
その昔、娘が母に贈った傘
そのあと車椅子になってさせないままの傘
まかろん水色の傘
ふたりあるいていきます
いつもいつまでもどこまでも
ただ、ふたり寄り添い手をつないで
歩いていきます
それがどんな道であれ
ふつうの暮らし
ふたりの暮らし
ふたり
かわらず
季節をかんじ
やわらかな風をかんじ
ただ、ふたり
歩いてゆく
かわりなく
no.11
ちいさな王子さまに、ねえねから
もいちどプロポーズしたいとおもいます
どうかどうかどうか
yesの返事がもらえますように‥











