南の島の虹 ‥きょねんのおもいで
ふたりでみる、はじめての、南の島の虹
9年来の夢がかなった
いつも母とみあげていたように
ふたり、虹をみあげた
母と毎年なんどもみた、川平の虹
ときには、二重の虹
あの虹をおもいつつ、みあげた
ようやくあえた
ことしもスコールのたびに期待したけれど
あえなかった
それでもまたいつかあえるのだろうとおもう
きっとかならず
この10年、ふたりで🐾
‥そのまえは、母と娘二人でずっと‥
南の海をたくさんみてきた
南の空をたくさんみてきた
海と空につつまれて
たくさんの時間をすごしてきた
たくさん、南の島を歩いてきた
だいたい、毎年、おなじようにすごしてる
きまった場所を訪れ
きまったようなことをして
おなじひとたちにあって
ほとんどは、ごろだらのんびりしている
それでも
おなじこと、がすべてできるわけじゃない
さがりばな、は、ことしは
ちいさな樹をみただけだし
‥それもバケツに落ちた花たち‥
八重山蛍には、ここ数年あってない
一昨年までの石垣屋さんにもご無沙汰したまま
それでもそのぶん
ほんのすこしづつ、あたらしい場所やあたらしいこと、あたらしいひとにもであってる
そうしてこうして
ゆっくりゆっくり、ふたりの10年を紡いできた
これからも、ゆっくりゆっくり紡いでゆく
夏いっぱい
ふたりの南の島じかん、をたどりながら
その年のふたりの頁を‥一冊を‥描きうめてゆく
それが毎年のたのしみ
そのうち届く、カメラマンさんたちからのお写真も、ことしの一冊を彩ってくれる
それも、のんびりのたのしみ
𓇼⋆゜まかろんの南の島の旅だより𓂃◌𓈒𓐍𓇼
南の島からの手紙2022.no.23
きおくのなかの‥心のなかの‥
虹に手をのばす














