いつもいつまでもお友達‥南の島の旅だよりno.35 | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥



ボクから川平に
ことしもラブレター

潮が満ちて
このまま、海のなかに還ってゆく浜辺

このラブレターは、海のむこうへ届くはず


さらさらさらさら

この浜辺には、かるすぎるボクの足跡はつかないけれど



みえない足跡をのこしてきました


またあう日まで


ボクのことを‥
ボクとねえねのことを‥
おぼえていてね

母と娘の愛した浜辺
いまは、ちいさな坊やとふたりの浜辺


お誕生日の日は、着いたときのこの日とはちがい
荒れ模様でしたが

あの日も、このお宮さんに
ふたり、手をあわせました


島に着いたときには
「ただいまです。ことしもこうして、ここで手をあわせることができて、ありがとうございます。」
とご挨拶

島を離れるまえには
「また一年、ふたり、ふつうにおだやかに歩いていけますように。また来年、こうしてここで、手をあわせることができますように。」
とご挨拶

島時間には、もちろん
お友達のお店にもなんどかお伺い



え、と♪


どれにしようかなあ


氷ぜんざい美味しかったね


島ジュースにしようか



大好きなドラゴンフルーツのジュース♬


かわらないたたずまい



「おとうさん」の字、いいなあ

「おとうさん」は作詞作曲も手がけるひと



このお土産やさんも、移転がいわれてひさしい

毎年、来年は移転してるかもね
そんなことをいいながら、手を振る

ほんと、でも、来年はいよいよ
かなあ、って気がする
だけど


かわってもかわらないはず

いつもいつまでもお友達



お土産やさんのお友達
何年も何年も名前さえしらなかったお友達
それでも

母と娘がなんどもこの浜辺を訪れるようになり
このお土産やさんのお隣のオーベルジュですごすたび
このお店で氷ぜんざいを食べたり
お気にいりの地ビールを買ったり

いつしか
「またきたねー」
「またきたよー」
なんて言いあうようになっていた

そんなふうに繰り返される、なかよし母娘の島時間

ある年、しょんぼりした娘が車椅子を押してあらわれた
車椅子に乗ってるのは、ひどくかなしそうな母親

お友達は、なにもいわず、なにもきかず
そっと肩をだいてくれた

それでも、この浜辺ですごすあいだ
母にも娘にも笑顔がもどった

そんな数年がすぎ、ある年
娘は、ちいさなわんこを肩からかけて、あらわれた
泣きべそをかきながら
娘のかたわらには母の姿はなかった
 

お友達は、なにもいわず、なにもきかず
そっと肩をだいてくれた

そのとき、はじめて名前をきいた

それ以来
年に一度数回あうだけ
SNSもしてないそのお友達とは、年に数回メールをやりとりするだけ

それでも
たいせつなたいせつなお友達


わんこ苦手なのに
ボクは抱っこできるよって



また「この」お店に
「この」風景に
あえたら、とおもうけれど

かわっていてもいい
「そこにいて」くれればいい

そう、坊やとふたり、願ってる



あたらしいおっきな公衆お手洗いに
広い駐車場


そのまわりは、まだまだかわらないけれど


遠からず、すっかりかわってしまうのかもしれません



お店からでて坂を降りる




川平の浜辺につづく坂道


それは、同時に



この空き地へと続く

以前、この場所にあったオーベルジュ

いまは、ハイビスカスがしずかに

夏の光のなか



去年みつけた階段

あのオーベルジュの横から
テラスへ
そして、浜辺へとつづく階段



そんな階段をおりた先



かつてのテラスには
おっきな木があって



その枝からは
白いぶらんこがさがってた


ぶらんこに乗って
海に、空にむかって漕いでる娘の、笑い声と
それをにこにこ、みている母の、やさしい笑顔



そんな時間が
この樹にはつまってる

オーベルジュが取り壊されたあとも、ずっと
ここで待っててくれる、おっきな樹

この樹に逢う
それも、ふたりの島時間のたいせつな目的



あの夏の日をおもう





ことしは逢えなかった
川平の夜明け
金色の夜明け

また来年‥


𓆉𓈒࿐  まかろんの南の島の旅だより⚓︎˙˳⋆ ⋆.𓇼




お薬、のみおわりました
‥処置後の抗生物質


こんかいも、なかなか苦戦

丁寧にすりつぶして
すこおしだけお水をまぜて、そおっとそっと
すこしづつ舌にのせる

もともと食べることがそんなに好きではないので
おやつやご飯に混ぜることは不可
お水にまぜて、シリンジでのませると、吐いてしまう

なので、これしかない
それでも、舌にのせた粉たちは、お口のなかでジャマモノとおもわれるらしく
お口のなかで、かためられ、翌日あたりに、
一部は、固まりとなって
かならず床にプイされる(๑-﹏-๑)

それでも
すこしでもからだにいれてくれたらと
朝夕、懸命にくりかえす

ふたり
がんばりどころ

こんかいものりこえた


にしても‥あの日の
まかろんの処置をはっきり決めた日の
ドクターの言葉をおもいだす

ね.「‥‥歯の専門医さんにお願いしようかともまよったのですが‥」
  ↑なんでも正直に言うタイプです。。。

Dr.「専門医でも、そうでなくても、することはおなじですから^^」

いつものとおり、やわらかな笑顔とおだやかな口調で、さらっといわれた

なんか、かっこいいというか
安心した

「まかろんのこと、これからも、ずっとずっと末長くよろしくお願いいたします」
自然に、深々と頭がさがった

これからも、末長く
ずっとずっと、よろしくお願いします


靄ってたきのうの夜明け



蒸し暑さがつづく日々

ふと、耳にとまる、虫の声

暑くても秋

‥秋暑し‥



早朝はそろそろ
金色のお洋服がほしいころ