これだれっ!?!
え?!
ボクっ!?!
ま、、、そういわれれば
そんな気もするよ
生まれてはじめての春
八ヶ月のボク
お子ちゃま体型
お耳も短くて、テディベアカット
毛の色もいまより濃くて、すこしだけ巻き毛
もふもふ♡もこもこ♡もしゃクシャっ♡
としてたボク
おひさしぶり
あの春
我が家に来たばかりで骨折して
ねえねを号泣させて
それでもギブスは、ちゃんととれて
淡路島に飛行犬の撮影に
カメラマンさんには、「走るお稽古してからきてね」なんて言われちゃったけど
ママとねえねには
こんな、元気なまかろんの姿だけで
胸がいっぱいしあわせいっぱい
「駆けてくる」まかろんを
ふたりで、ぎゅーした
そんな時間が詰めこまれた絵
ボクの家族記念日12周年のプレゼント
ねえねからボクへ
ボクからねえねへ
ふたりからママへ
みんなで鑑賞してるよ
あれれれ
ちっちゃなまかろん、て、、
こんなだったんだねっ!
なんてさ\(//∇//)\
だから、ボク、この絵のまえで
はじめてのお洋服を着てる
700g弱だったボクの、はじめてのお洋服
いまでも着られちゃう
つまり
胴がながくなっただけ\(//∇//)\\(//∇//)\
このシルエットみたいな姿は
お留守番のボク
お庭から外に通じるドアのすりガラスごし
お留守番のときは、いつもいつも
そこに「はりついて」
ねえねを待ってる
だって
ねえねは、そのドアから!
ボクのところに帰ってくるから!
なので
ふかふかクッションでもなく
エアコンのお部屋でもなく
寒くても炎天下でも、大雨でも
そこで待ってる
びしょ濡れになっても、そこで待ってた
だから、いまは、よい気候の時以外は、お留守番坊やはお部屋に閉じこめ
そんな姿
ただ、ただ
ねえねをひたすら待ってる
そんな姿
そう‥
3Dの絵には、たくさん
素敵なやさしいナイショがかくれてる
スタバで「生まれた」ボクだから
スダバでお名前もらったボクだから
スタバの泡泡が大好きで
カップにお顔つっこんでたボクだから
ママとねえねの時間がたくさんたくさん、つまったスタバだから
そして、そんなスタバのカップが「ころがってる」のは
モルディブの海
母と娘の約束の旅
飛行機嫌いの母の生涯いちどの海外旅‥まさかの車椅子での旅
ふたりのモルディブの海
あのモルディブの真っ白な砂浜で
母はぽつりと
ママは、あちらへいったら白いイルカか白い小鳥になるからね
と
白い小鳥
そして、我が家の沈丁花
ねえねの幼馴染が枯れたとき、樹木医さんまできていただいたけど、復活しなくて
だけど、お友達にお分けしていた挿木のその子ども、つまり、孫木をお里帰りさせてもらった
そんな沈丁花のそば
我が家にきたばかりの、まかろんが、お庭デビュー
そんなまかろんを、車椅子の母が、ひだまりで
にっこり
お日さまのような笑顔で見守っていた
不自由になってからは、笑うことなどなくなってた母が、にこにこにこにこ
白い鳥
あちらへの手紙
届けてくれるのかな
ふたりは元気だよ
と
あちらからの手紙
届けてくれるのかな
ふたりの元気な姿、みているよ
と
あの年‥母がおもいがけなく空のむこうへ旅だって
しばらくして、手紙が届いた
十年前にだした、十年後の手紙
明治村から
元気な母と元気な父と、明治村へ旅して
手紙を書いた
十年後の自分に
そして、十年後の母に
あのとき
十年後に、母が車椅子になるとか
父がいなくなるとか
母がいなくなるとか
そんなこと、カケラも想像していなかった
十年後も、ふつうに
みんな一緒にいるとおもいこんでいた
まかろんと暮らす
ちっちゃなふわふわと暮らす
犬‥と暮らす
なんて、想像もしていなかった
おっきなおっきな十年
そんな十年後の手紙をもらったとき
パパもママもいなかった
それでも
ちいさなふわふわ、が、おもいがけなく
そばにいた
その手紙を手に、あの年
ふと、唐突に、まかろんとふたり
名古屋の北までとんでいった
そして、つぎの手紙を書いてだした
その手紙を受けとるとき
まかろんは、そばにいてくれるのだろうか
八年前に書いた十年後の手紙
たぶん‥いてくれるはず‥
そうしたら
こんどの十年後の手紙を
ふたりで、だしにいこうとおもう
その手紙が届くときには、まちがいなく
ひとりぼっち‥のねえねに
手紙をだしにいこうとおもう
そして、かならず
その手紙も
空にむかって手を振りながら
うけとろうとおもう
白い鳥がはこぶ、白い手紙
白い風にのって届く手紙
作家さんには、こんかい
これをメインテーマにとか
これを描いてとか
いっさい、お伝えしなかった
ただ、まかろんの一年めの写真をあつめた、カレンダーや写真集をみていただいた
そんななかで
作家さんが、えらばれたのが、この「まかろん」
ママとねえねのもとへ駆けてくる、ちいさなふわふわ
家族なりたての姿
ママへ
ボクは、いつのまにか、おじーちゃんになっちゃったよ
お目目は白くなったし
お手手はイタイの
お耳もとおくなった気がするよ
だけどね
ボクは、かわらないよ
ママとねえねの家族になった日
あれから、なんにもかわらないよ
あ、ちがう
ボクは
お目目が白くなったぶん
あんよが不自由になったぶん
お耳がすこし遠くなったぶん
白髪、が、ふえたぶん
ねえねの家族に
かけがえない家族になったよ
白いお目目も
不自由なあんよも
すこし遠いお耳も
白髪も
ボクとねえね、ふたりの時間の勲章
砂どけいの一粒一粒
そんな時間を
ねえねとふたり、生きてきたよ
これからも
ずうっとずっといっしょ
もふもこもしゃクシャの毛糸玉ちゃんは
ねえねの王子さまになりました
ボクをねえねに遺してくれて
ありがとう
ママの五年は‥涙の五年は‥
ボクとねえねの赤い糸を結ぶためだったのだとおもう
♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝まかろん♡⃝⋆˻˳˯ₑ⋆♡⃝

































