まか子姫
春の匂いにさそわれて、梅の園におでまし
朝露が降りていて、ちいさなあんよがひえたので
敷物のうえでひと休み
〜あ、まか子姫、さすがに草履は、おはきになりません(//∇//)
匂い‥の、朝ごはん
美味しい
朝の光のシャワー
心地よい
やわらかな風に、きょうの予定をきいてみたり
つまり
風のむくまま
気のむくまま
時がとまったような
朝のひだまりのなか
小鳥のさえずりがきこえる
すこし地面もくんくん
花びらが散り敷きかけて
ちいさな春がすぎゆき
つぎのまた、ちいさな春がやってくる
あなたの時間
一瞬‥また一瞬
一日‥また一日
時の足音がきこえる
ちいさなちいさな
でも、たしかな足音
?
ボクは、時‥なんてわからないよ
ボクにわかってるのは
ただ、いま、だけ

いま、この時間、この瞬間だけ
そうね
一期一会
ちいさなちいさな、いま、がつみかさなって
おっきな思い出、という宝物ができるのでしょう
あなたと
春の光をかんじて
春の風をかんじて
そんな、いちばんの幸せ時間
ご用事まえの、20分ほどの時間
時をわすれた時間
そろそろ、まか子姫は、門をくぐって
まかろんにもどります
またね
きっとまた、この場所に立つ気がする
ボクは、匂いでおぼえてるもの
匂い見、ありがとう
母の着物でつくった、あなたの着物
梅の柄の、娘時代の母のお気に入り
還暦祝いの赤いお着物にしました
あのね
はるくんに6本の黄色い薔薇を買うとき
ボクにも、一本、ねえねが買ってくれたの
11年生きてるボクだけど、
まだ
たった「一本」だけなんだよって
ボクもそうおもうよ
ほら、このおリボンね
ボクが、お家にきた年のものなの
11年前のもの
このあいだ、はじめてきいたけど
このおリボン、トリマーさんの手作りだったんだ
〜トリマーさんにも、あれから11年お世話になってるんだなあ
ボクのおリボンは、ボクが頭ブンブンして行方不明になったもの以外
お家にきたときからのもの、ぜーんぶ、どれも
健在〜現役なんだ
↑あ、ゴムはぶきっちょねえねが、ひどい縫い目でつけかえてる(//∇//)
おリボンも元気なんだから
ボクだって、まだまだ現役
これからだよー









































