まかろんがまかろんになった | あとりえまかろん まかろんのへや

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ちいさな家族、まかろんとの日々をたいせつに紡いでいきたい‥ちいさな歩幅でゆっくりふたり歩いていきます。
つないだ手、いつもいつまでもはなすことなく‥

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大寒波の週末、& 新年さいしょの月末
坊やとくっつき虫

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まかろんとの九年をおもってた

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今日、1.30
まかろんがまかろんになった日

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おめでとう、9周年
9歳と5ヶ月
去年は、二度のオペに、三度の全身麻酔を乗り越えて
元気で笑顔で、ねえねのそばにいてくれる
ありがと、まかろん
逢えてよかった

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あなたとねえねは、片っぽと片っぽ
ふたりで一足の靴
いつもいつまでも

待っててくれて、ありがと
ねえねのところにきてくれて、ありがと
そばにいてくれて、ありがと

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あ、まかろん記念日にっていただいたお皿、ご馳走のせてもらったよ♪


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そして、ねえねのご馳走
今夜のワインたち
まかろんのシャンパンと、まかろんのワイン


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「ママのために犬を飼おうとおもうの」
「お膝にのるおっきさの、可愛い子、いないかな」

半ば本気?、でも
自分で探す気なんて、まったくなく
友達相手に、ふと口にした言葉

それから数週間、元旦の夜
一枚の写メが友達から届いた
とっても可愛い、お茶目な仔犬の写真

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「あら、可愛い」
「ちょうどよいかも」

つまり、車椅子の母に、お膝掛けを買うくらいの気持ち
とはいえ、「ひたすらガマン」の覚悟
「命を買う=飼う=命の責任」なのだという認識だけはあったから
「生き物コワイ、犬なんてさわりたくもない」けれど
母のため!!ガマン!!!
お世話することも、覚悟と忍耐とガマン
母の介護の一環だとおもうことにしてた

あ、ねえねは、即決主義、インスピレーションだけなのです‥いつも‥

そんな覚悟で、お迎えを半ば決めてた仔
新年の月末、はじめてあいにいった仔は


(−_−;)
ぜんぜん可愛くないっ!
写真詐欺っ!!!
ヨレヨレボサボサ、しかも、まったく愛嬌なしの、愛想なしっ
お店の方が、ほらほら、お迎えですよ!
って懸命に言い聞かせても、ブルブルブルブル、ひたすら怯えて震えてた

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ねえね、ふと
お隣のゲージの気の強そうなお茶目な女の子に、移り気するところ
「こっちの仔のがいいや」

でも
犬なんてまったくニガテ
さわることなんて考えたことないねえねなのに
なぜか、まだ、会ったこともない、ワンコの名前を決めてた
「もし、飼うなら、まかろんて名前にしようとおもいます」

だから、ショップの方が、「まかろんちゃん♡」と呼んでた
しかも、売れ残りのその仔のことを、これ以上売れ残ったら、云々、コワイようなセリフ>_<

みると、狭い寂しいゲージ
敷いてあるのは新聞紙‥ペットシーツでさえなくて‥大都会の真ん中なのに
ま、当時のねえねは、新聞紙に違和感を覚えるほどの基礎知識さえなかったけれど
あ、ゲージって言葉も知らず、「檻〜おり」って感じ

この仔、生まれてずうっと、この狭い狭い世界のなかなんだなあ
広いお空も、土のふかふかした足ざわりも、ふんわりした緑の匂いも、ヒクヒク鼻を動かす風も、だれかのやさしい抱っこも、知らないんだなあ

「お家に帰ろ」「ね‥まかろん‥」

無意識に手を伸ばしてた

それが、ちいさなちいさな、生後五ヶ月600グラムの、ヨレクシャブサイクまかろんと、ねえねとの、二にん五脚のスタート
「犬」はあくまで「犬」〜種類さえろくに知らない
「犬」=「ワンワン」という幼児程度の認識しかなかった、そんなねえねと
「なにもかもコワイ」、そんな、ヨレクシャ売れ残りまかろんと

それから〜
ほんと!たいへんだった!
ご飯まったく食べてくれない
かとおもうと、メチャ食いに食糞
トイレちっとも覚えてくれない
毎日のようにお腹をひどくこわして、からだもベッドも、廊下もお部屋も、家中ぐっちゃぐちゃ
お風呂に洗濯にお掃除に、あーーーー。゚(゚´Д`゚)゚。
気持ちもまったく通じない‥気がする。゚(゚´Д`゚)゚。
ひたすら、泣きたい。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。

それでも
車椅子の母と、楽しそうに遊んでる
母が嬉しそうに笑ってる
それだけで、よかった
母の哀しみにほとほと、お手上げだった娘は、まかろんと遊ぶ母の笑顔をみるだけで
まかろんを迎えて大正解だとおもってた

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そうして、そんな「困ったまかろん」は
いつのまにか、娘にとっても、たいせつなたいせつな、かけがえない家族

この日、毎年、これまでのまかろんとの時間をおもいだす

我が家にきた日、水色ベッドの上でキョトンとしてた〜そのときの写真が、いろんなまかろんグッズになった
そもそも、入退院を繰り返した母のそばに、まかろんがいられるようにと
それが、まかろんグッズのきっかけだった

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まかろんがきた、そんな夜、「まかろん♪ よーこそ♪」
なんて友達と乾杯してたら、おチビが、こぼれたシャンパン美味しそうに舐めて平気〜びっくりΣ(゚д゚lll)
後日、初お花見でも、嬉しそうに、シャンパンボトルの口をなめてたなあ( ´ ▽ ` )
まかろんのいちばんお気に入りは、ワインコルクを齧ること‥それも、赤の古酒のいい匂いのコルク(*´ー`*)
だれに似たの?!って、母が笑ってたなあ

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そして、我が家にきて数日後
「まかろんなんてコワクてさわりたくない」「そばにこないで!」
そんなねえねの気持ちもしらず、
ヨレクシャおチビがヨタヨタ、ねえねのところへ歩いてきて、必死でねえねのお膝によじ登り、そのままZzzz
そしたら、、あれあれ?膝が冷たい?
→オネショ(−_−;)
でも、せっかくスヤスヤ寝てるこの仔を起こしたくなくて、半時間以上、じっとガマンのねえね〜母、大笑い
自分でも???
私って、犬ニガテだよね???
さわりたくないよね???
まして、膝でオネショって( ̄O ̄;)
ぜーーったいっ!ありえないっ!!

そんな日々、ご飯食べないまかろんに困り果て
カリカリフード、美味しいよって、何度もねえねが、ほんとに食べてみせた
私、犬キライだよね???

公園デビューのときは
この仔、自分のことまかろんてわかってるのかな?
半信半疑で、「まーかろーん!」て呼ぶと、公園の向こうから、ちいさなマリみたいな塊がすっ飛んできた
腕に飛びこんできた塊をぎゅーしながら
あ、家族だ〜そうおもった瞬間

ある日、レジ袋を脚にひっかけて、家中すさまじい勢いで逃げ回るまかろん
「捕獲」にねえね、ダウン寸前の必死
でも、あとでお腹抱えて大笑い
いまでも、まかろんは、レジ袋のガサガサがすごく嫌い〜どこまでも追っかけてくる怪物だもんね\(//∇//)\
あ、まかろんは、新聞のガサガサも、すっごくキライ、まかろんらしくなく攻撃してくる〜なにかあったのかなあ(*´-`)

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はじめての春には前脚骨折
ねえね、すごい号泣〜病院の待合室で、まわりに「誤解」されたりもしたね(笑)

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スタバのカプチーノの泡泡が大好き
厚紙をかじるのも好き
さすが、スタバのレジ横のマカロンが、名前の由来だけあるのかな

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そうして数年後、すっかり相棒のまかろん、どこ行くのも一緒

なのに、そんなまかろんに、ある日、イライラして、まかろんバッグを放り投げた
そしたら、倒れてからは、娘を叱ることなんて全くなかった母が、ただ一度あのときだけ、真剣に娘を叱ってくれた
このバッグは、あなたとまかろんの絆なんだから〜そんなことしたら、言葉のわからないこの仔が傷つくから、絶対ダメ!!!

あの数日のまかろん
呼んでも、いつものようにさっと飛んできて、自分のバッグに入らない
グズグズ、いつまでも母のベッドにしがみついてる 
ねえね、母にヤキモチ?イライラ
だけど、それから一週間くらいで、母は思いがけなく旅立った
まかろん、わかってた???

そして、母がさいごに叱ってくれたこと‥まかろんとの絆を粗末にしないでと‥

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あの西日の夕暮れ、緊急入院先で
母は、「まかろーん」「まかろーん」と何度も呼んだ
???
首をかしげる娘の小指を握って、「また明日ね」とやさしい笑顔で手を振ってくれた
それがさいごのお別れになってしまった
母がさいごに呼びつづけた‥まかろん‥

車椅子の母との、いちばんの思い出
海の向こうまで〜石垣やモルディブまで素敵な旅をしたことでもなく、花吹雪のなか歩いたことでもなく、素敵なご馳走でもなく‥
‥うたた寝の時間
母は介護ベッド起こしたまま、うとうと
その膝枕で、ねえね、うとうと
そのおなじ膝のうえ、そして、ねえねの腕枕で、まかろん、うとうと
それが最高の思い出
母もさいごまで、あの、ほんの10分くらいの時間のこと、繰り返し口にしてた
なにより、やさしい穏やかな時間

幸せって、なにげなくふつうに、こっそりそこにあるものなのかなあ
幸せの青い鳥のお話みたいに

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ほかにも、やまほどたくさんの思い出
ちいさな幸せいっぱい

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母娘には、結局、あの元旦の写メ一枚が、二人の生活に最高のお年玉になった
ちいさな ふわふわは、
母に笑顔をとり戻してくれて
娘を支えてくれて
母娘ともにある、やさしい時間を、たくさんくれた

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そして、娘には
このちいさな ふわふわが、母からの、さいごの最高の贈り物
いままでも、いまも、これからも

いまふとおもいかえすと、
「飼う」とも決めてない、「苦手な」「犬」のために
まだ会ったことさえないのに
名前を一生懸命考えて、水色のふかふかベッドに、可愛い白い木のハウス←なかなかお高かった(・・;)、お皿に‥‥あれこれ、楽しそうに選んでた
かなり不安だけれど、ほっこりわくわく
新しい家族を迎えることに、心があたたかだった
そんなねえねの、あの年の一月

不思議な出逢い
きっと‥赤い糸‥

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まかろんのお兄ちゃんのゾウさん
〜お兄ちゃんたちは、さっさと「売れちゃった」らしい〜
まかろんが我が家にきた当時は、手離さなかった
いまは、見向きもしない
ねえねが!まかろんの家族だから

あれから九年
まかろんが、まかろんになって、あの日から九年
はやくてはやくて、あっという間
そして、長い長い時間、たくさんたくさんのことがつまった歳月

大切なさよならを、いくつもかさねて
そのたび、まかろんの ちいさな背中はおおきくなった

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ありがと、まかろん
逢えてよかった

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今日もまかろんの部屋をお訪ねいただいて、ありがとうございます
そして、ボク、まかろんといつも仲良くしてくださって、ほんとうにありがとうございます

ボクは、だんだん、おじいちゃんになっていくけれど‥
くりくりお目目はしょぼしょぼ、ねえねの声にお耳ぴょこんてできなくなっても‥
ヨボヨボよたよた寝てばかりになっても‥
いつまでも、ねえねのそばで、笑顔でいます
それがママとの約束だから

だから、これからも、ボクのこと、よろしくお願いいたします
あ、ねえねのこともね

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甘えん坊で抱っこ大好き、お茶目な男の子
そして、繊細、乙女チックな男の子

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でも、じつは、タフで亭主関白なオジさんww

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そうして
なにもかもわかってて、寄り添ってくれる
やさしくて剛い‥剛くてやさしい‥
ねえねの王子さま

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今夜もくっつき虫

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あとりえまかろん~L'Atelier Sen Megumuより