厄払い、大祓え
昔は、田植えもおわった感謝とか
まかろんねえねは、ご近所だし、
子どもの頃からの習慣みたいなもの
母と仲良く、歩いてくぐってた
母はお留守番、車椅子の母のぶん、くぐってた
母がいなくなっても、なんとなく、三にんぶん、くぐってた
あちらで、みんな、笑顔でいてくれたらいいなあと
クルクル、クルクル、クルクル
目がまわりそう(笑)
今年、母たちのぶん大丈夫だなって、くぐるのやめた
その代わり、お友達のぶん、
クルクル、クルクル、クルクル
左、右、まっすぐ、また左、右、まっすぐ、また~
PS
8歳‥まだまだ大丈夫のはず
それでも、貴方との時間は限られてる
どんなに懸命に、長生きしてくれても
あと十年は一緒にいられない‥たぶん‥
十年前‥なんて、すぐこのあいだ
あの夏、歩ける母と、秋田大曲に花火をみにいった
なかなか不調の、歩くのも頼りない娘を
母が支えて、大輪の花火を見に連れてってくれた
いまも、あの花火、覚えてる
あのときの母の腕の力と、たしかな足どりを、覚えてる
お留守番父の、ふてくされた顔も覚えてる
まかろんたちだけじゃない
だれとの時間も、どんなときも、きっと
すごく限られてる
そんなこと、つい忘れて、過ごしてた
腕を支えてくれる、やさしい腕は、
いつまでも、そこにあるとおもってた
いまは、いちおう、わかってる
腕のなかの、やさしいふわふわは
いつまでもは、そこにいてくれない
2016、半分すぎた











