あの夜から、あの夕暮れから‥四年
今日は‥今年は‥我が家で夕暮れ
あれ以来はじめて
この数年、この日の夕暮れは、
石垣の浜辺ですごしてきた
母と私が大好きな浜辺で‥
我が家にいる勇気がなかった
でも去年、あの浜辺で
こんどの‥今年のこの日は、我が家で過ごそうと
ふと、そおおもった
そんな夜、ベランダで一杯のグラス‥
ブランデー好きな母
さいごの枕辺、このアルマニャックで
お友達たちと乾杯
母とふたり、約束してきたとおり
お葬式もなにもしなかった
でも、駆けつけてくれる友達たちがいて
離れてても、見守ってくれてる友達たちがいて
このアルマニャックを、綺麗にルージュを塗った唇に‥
オードヴィ‥命の水
そういえば、父のさいごのお水
枕辺に用意したのは、ウィスキーだった
さすが、呑んだくれねえねのパパとママ(*^^*)
あの日 朝、急に病院へ運ばれた母
さっさと退院して、まかろんに
二人で選んだ浴衣着せて、浴衣祭りいこーねと
指切りした?
私の小指、ぎゅーって握って
まかろん、まかろ~んっ!!て
なんどか、まかろん呼んで
ありがと♡ また明日ね♡
と、やさしい笑顔で手を振ってくれた
そんな夕暮れ、穏やかな晴れなのに
帰り道、一瞬だけ、なぜかドキっとした
それでも、退院のことしか考えなくて
母のそばにいるのもそこそこに
あーっ、いい機会!!
シーツ替えて、お布団干して、部屋を隅々掃除して
母がいるとなかなかできない、諸々
そしてふと、いつもの酒屋さんに電話
母のお気に入り、ブックの廃盤コニャック捜索願い
退院祝いにするから、どーしてもと無茶ぶり
そお、退院の準備
そして、まさかの、廃番コニャック
翌朝、見つかりましたのご連絡✨
そんとき、とっくに母は旅立ってた
あの深夜の画像‥
緑の波波のはずが、いつまでも平らで
どうしても平らで
ピーーーーッ て音が鳴り続けてて
どうしてももどらない
波波が、戻ってこない
音が、ピッピッピッに、戻らない
そんな画面みつめてた数時間も
そのあとの凍るような廊下の何時間も
お膝のまかろんの重みと温もりとが
支えだっだ
緊急連絡うけて、無我夢中で抱きしめてかけつけた
そんなまかろん‥
無我夢中のなか、家族だからと
そこにいることを許されてた
そんな夜から、四年
そして
あのやさしい、やさしい夕暮れをおもう
きっと、母にはわかってたのだと
だから、唐突に、まかろんだけ呼んで
指切りではなく、
小指を握って、吸引で苦しいのに
やさしいやさしい笑顔で手を振ってくれたのだと
ありがとう‥さっちゃんは やさしい子‥
またね‥
と‥
2012
これは、来週に‥
そんな、母との、さいごの最大の
宝物の時間‥母からの贈り物
そんな夕暮れを
母からの、さいごの最大の贈り物
まかろんと、我が家で思い出してる
この4年‥母が急にいなくなって‥
この9年‥母が急に、
自由というおっきな犠牲をはらって
それでも還ってきてくれて‥
いろんなかたちで、まかろん&ねえねのそばにいてくださる、まわりの方々に
感謝の夜
あの当時、外に出られない、人と話せない
電話もムリな、そんなまかろんねえね
毎日毎食、玄関にご飯が届いて
かろうじてのメールで、諸々雑用代わってくださって
‥それからも‥たくさんたくさんの、支えと出逢いと
この夕暮れ、ようやく、我が家で過ごせた
明日は、そんな日に、なぜかたまたま
素敵なイベント
母からのメッセージだとおもってきた
そんな絵が繋いでくれたご縁
with so much love & thanks
いろんなことに‥











