ローカル化とプライド | パティシエ 柴田武ブログ

ローカル化とプライド

上海店のモンブランの五回目の変更。

モンブランの定義を崩したくない。

中国人スタッフにクリームなどの比率に拘りを伝える。

型で仕込むモノのクオリティーは、かなり上がっているが、

どうしてもこのようなフォルムのお菓子の精度が気になる。


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日本人スタッフ導入なら簡単に済む。

しかしローカル化する事が一番だと私は考える。

勿論、最終的に日本人スタッフを導入する予定だが、

中国人スタッフの成長と彼等に自信を持たせる事が大切。




どんなに上海で中国で有名なお菓子屋とネットで騒がれても、

私が認める店、クオリティーに達しないと満足は出来ない。

葛藤する毎日です。

売り上げもうなぎ上りですが私の気分は良くない。

シバタの名がつく以上、私は求めます。

今日もミーティング。

諦めない。

私の現地化の意味は、現地スタッフの成長と現地の

スイーツレベルを上げる事です。

私はお菓子しか作れない。

お菓子で日中友好の架け橋になりたい。




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今から上海三号店の物件探しです。。。。。。。。