日本の関税 | パティシエ 柴田武ブログ

日本の関税


この写真はフランスのスーパーで撮ってきたモノ。



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このバターは日本のシバタのスペシャリテの


「エクレール・オ・ブール・サレ」に使用しています。





ご覧の通り価格が、これだけ安い。



日本では成城石井や銀座の松屋の店頭にも並んでいます。



しかし価格はこれの約13倍近い・・・・



勿論、空輸などの費用も含まれますが、




とてつもない関税が日本の税金として納められています。







FTAやTPPの話題が昨今、影が薄いのですが、


この関税も含めて日本の増税での収益で、


いったいどのような政策が取られたり取っているのでしょうか?







議員、公務員削減、給与削減と言え実行はスピードは、かなり遅い。


日本の政治家のスピードの遅さは、世界でワースト何位なんでしょうね???






シバタでは、このバターも含め、あらゆるマテリアルの使用量で


価格に出来るだけ影響させない努力をしています。


シバタのお土産などの仕事も含めてパティシエとしての存続を


これからもして行き、今後の若いパティシエやうちのパティシエ達に


先の業界人として生きていく手法と高いクオリティーを維持して行く事も


含めて私達は試行錯誤しながら進んで行きます。







フランスでも日本でもアジアでもレイバーコストが上がっている今。


価格競争、存続競争などオーナーシェフとして道を更に切り開いて行きたい。