今回のワインのテーマは「ゲヴェルツトラミネール」という葡萄の品種。
Gewürz(ゲヴェルツ)とは、ドイツ語でスパイス。つまり香辛料の意味で、
ライチの香り、グレープフルーツまたは藤色のバラの香りとも表現される非常に強いアロマに由来します…。
一方で…Traminer(トラミネール)は、南チロル地方の村Traminに由来…。
(この村は現在もイタリアのトレンティーノ・アルト・アディージェ州に人口約3200人の村として存在します)
これが近世になり、ドイツのファルツを経由して、
フランスのアルザスやジュラに持ち込まれたとされています。
というわけで…今夜の晩酌は…、
「ヴァンダルザス キュヴェトラディション ゲヴェルツトラミネール 2004」
白ワインを勉強するにあたって、まずは特徴が無いのが特徴だと言われるシャルドネから入り、その次はソーヴィニヨンブラン、その次はリースリングと品種別に飲み比べてきましたが…、
今回のゲヴェルツトラミネールはアルザスの典型と言われる品種で、
「飲む香水」と言われるくらい、桁外れに力強くて多彩なアロマに、豊満で厚みのある味わい。
ドイツとの国境沿いに位置するアルザスで歴史的にドイツ領だったこともあってか、食文化的にもドイツの影響を強く受けているアルザス。
そんなフランスの中でも独特の文化が根付いているアルザスのワインの虜にすっかりなってしまいました。
