アロマコミュニケーションカウンセラーの高島元子です
さて、みなさまは定期購読をしている雑誌はありますか
私は2冊定期購読しています
1冊はBABジャパン発行「セラピスト」
2冊目はフレグランスジャーナル社発行「アロマトピア」です
このところ、BABジャパン発行「セラピスト」はココロとカラダをテーマに編集しているように感じています
直近号が届き、早速どこから読もうかとページをめくっていました
見知った顔写真が掲載され、思わずうれしくなりました
東京都王子駅アロマテラピーサロン&スクールを主宰するアロマベーネの川瀬裕子さんの記事でした
川瀬さんとは「魔女のアロマセラピー研究所」の仲間としてともに活動することもありますが、何よりも物事のとらえ方が本質的で深いこと、それをアウトプットするときの言葉選びや表現が素晴らしいこと、なによりもお客様に使う素材や手技への探求が深いことなど、尊敬できるセラピストさんです
川瀬裕子さんが出会った本とその著者である臨床発達心理士の山口創さんとの対談でした
川瀬さんがアロマを教える講師として学校で講義をする際に「嗅覚と触覚」をテーマにしたことがあったそうです
その時に出会った本『子供の「脳」は肌にある』に感銘を受けたと言います
要は幼少期の母子のスキンシップが不足しているとお客様が感じている場合、優しく触れられていくことでお客様は回復していくということ
記事の中では、「誰も褒めてくれない」と感じている人は、ていねいに触れられただけで「褒められた」と肯定的なメッセージを受け取るのだそうです
自分を否定的にとらえるのを「喪失感」と呼ぶならば、タッチングやトリートメントが「喪失感」を補っていくのに有効であるということ、なんとなく同感します
詳細はぜひ雑誌記事をお読みください
実は、私自身がセラピストとして活動する際に「触れることを手離せない理由」という疑問が解けずに残っていました
オーストリア出身の精神科医、精神分析学者であるハインツ・コフート氏の理論で救われた思い出があります
それは、口唇期における密着が少ないとその影響が出るという理論でした
要は、乳児の頃のスキンシップがもっともっと欲しかった、だから人に触れることで納得ができる、そうとらえることができました
川瀬さんのように「触れることでセラピストも癒される」と感じているセラピストさんは多いのかもしれません
山口創さんの著書でセラピストとして育まれたとまで言い切る川瀬さんココロとカラダはつながっていますから、川瀬さんという存在が醸し出す施術はお客様と川瀬さんをつなぎ、お客様自身も回復していくのだと思います
ぜひ体験してみてくださいね
https://ameblo.jp/aromatherapybene/