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裁判所を欺くのは訴訟詐欺


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訴訟詐欺とは


詐欺罪は、対象となる財物やだまし取る方法・口実によってさまざまな手口に分類されます。本コラムのテーマである「訴訟詐欺」は詐欺罪の手口のひとつです。


裁判官にうその供述や証拠を示して欺き、不当に勝訴判決や執行判決といった有利な判決を得ることで、財物や財産上の利益を交付させる行為だと定義されています。


近年では、架空の内容で損害賠償請求などの訴訟を起こしたうえで「どうせ詐欺だ」と放置した相手を敗訴させて、合法的に財産を差し押さえる手口が横行しています。すでに市民の間で「架空請求でも放置すると敗訴してしまう」という知識も広まっているため、相手の住所を偽って訴訟を起こし、付郵便送達という制度で相手が知らないまま訴訟が進行するという手法も確認されるようになりました。


従来、訴訟詐欺は学説でも判例でも成立に否定的な判断が多い手口でした。ところが、裁判制度を悪用した新たな手法によって多数の被害者が生じたという想定外の事態が起きたため、改めて問題視する声が高まっている状況です。