アナタにメリクリ。
日曜日だからでしょうか。
人通りも多くありません。
定休日の店も多く見受けられます。
グッとくる店もありません。
日曜日・・・。
あの店もやってないかな?
ダメもとで行ってみて、やってなかったら宿に帰ろう。
繁華街を離れ、明かりの少ない暗い方へと向かってみる。
と!
開いててよかった『宝来食堂』
うっすらと読み取れる外壁にあるメニュウ表。
そのどれもが安い!
メシを食う人、酒を吞む人、皆さん常連の顔見知り。
手前のおっちゃんが食べてたカレーライスのボリュウムがゴイスーでね、大盛りだったのかな?
一番奥のカウンター席に陣取らせていただきました。
んで酒を一杯。
常温でございます。
「まだ漬かってないかもしれないけどコレでも食べて」と、店主のおばちゃん。
カウンターの上に置いてあった2つのバケツ。
その中身がコレだ。
浅漬け状態だったけど、十分美味しかったですよ。
ありがたやありがたや。
さらには「コレも食べる?」ってんで、またもやありがたく頂戴しちゃいました。
酒を何杯吞んだかな。
いつしか常連さんの会話の輪に入ってましてね。
そんな店内の空気がたまらなく良い居心地なんですよね。
流しで皿を洗う店のおっちゃん。
かと思いきや、客だったんだよね。
自分で使った食器は自分で洗ってから帰るワケ。
おばちゃんによると「いいって言ってんのに洗ってくれる」んだそうな。
いい店には、いい客がつくもんです。
「冷やし中華」
あ、ココでも食べてた冷やし中華。
400円でこのクォリティ。
おばちゃん、手間の掛かるもん発注しちゃってゴメンネ。
そんでさ、常連さんもお帰りになったトコロで、初見のクセにムリなお願いをおばちゃんにしちゃったのさ。
冒頭で、おっちゃんが食べてたカレーライス。
そのカレーだけをいただけないかと。
いやいや、もちろんお代は払いますからって。
そしたらさ、皿を渡されて「これに好きなだけ取りな」って。
チョット欲張りすぎですね。
でも、どーしてもカレーが食べたかったのよ。
ぽってりとした家庭的なカレーに、真紅の福神漬け。
そして具だくさん。
さいこーっす。
客も引けて、遅めの夕食をとるおばちゃん。
あぁ素晴らしきかな宝来食堂。
八戸の至宝。
平日に伺いたい本八戸。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
宝来食堂
(定食・食堂
/ 本八戸駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0