大人の階段
ぼくは今日、大人の階段を一歩のぼったんだ
パパとねこじゃらしで遊んでるとき、パパがすごく慌てたんだ。
ねこじゃらしにぼくの血がついてたみたいなんだ。
でもぼくはどこの血だかわかってたんだ
遊んでる途中で、口の中で「パキッ」て音がして、歯が一本折れちゃったんだよ。
これがその歯だよ。
ちょっとだけ痛かったけど、ぼくは知ってるんだ。
これから大人の歯が生えてくるんだよね~![]()
最近は落ち着きも出て来て、いよいよ大人の仲間入りかな~![]()
パパ:「チーは遊びが大好きだし、甘えん坊だし、まだまだかわいいコドモだよ~
」
失礼な~
こども扱いしないでよね~
もういい
寝る![]()
パパ:「ふて寝姿はオッサンや・・・」
ワキャ~
ぼくのグッズ
皆さん、お元気ですか![]()
とっても元気に過ごしてるチーです![]()
昨日、久しぶりにパパ・ママと夜にお出かけしたんだ
買い物をするためだったんだけど、ぼくはお店には入れないから車の中でお留守番
でも、パパ・ママはぼくのためにいくつかの物を買って来てくれたんだ
だから、今日はそれを紹介したいと思いま~す
まずはこちら![]()
これから寒くなってくるからって、ぼくの新しいベッドを買ってくれたんだ。
結構カワイイでしょ![]()
でも、まだ怖くてあまり近寄ってないんだ
次はこちら。
これはわかりにくいかもしれないけど、爪とぎなんだ。
ぼくがソファーとかで爪を砥ぐから買ってくれたんだ。
でも、実はまだ勝手がわからなくて使ってないんだ
そして、最後にコレ![]()
実はこれが一番のお気に入り
これをパパがフリフリしてくれたら、ぼくもうメロメロなんだ
パパ・ママは常にぼくの事を気にしてくれていて、毎日ぼくをタップリ撫でてくれるんだ
パパは元々ネコは苦手な人だったみたいだけど、日に日にネコ好きになってるみたい
ついにこんな本まで定期購読しだしたんだよ
「ねこのきもち」
もっとぼくの気持ちを理解したいって。毎月家に送られてくるらしいよ
この本には毎回付録がついていて、10月号にはこれがついてたんだ。
「猫用まくら」
パパがすぐにぼくにくれたんだけど、いまいちどう使っていいかわかんないんだ
ネコ草もあるし、おいしいおやつも用意してくれてる。
毎日ぼくは楽しいよ~
大きくなった?
みんな、お久しぶり![]()
今回はワキャソナはお休みして、最近のぼくについて書きます
パパのパソコン用のバッグにスッポリ入って御満悦のぼく~
パパはすごく楽しそうに写真を撮ってたけど、ぼくは眠いんだよね~
最近はパパやママの手足に噛みついて遊ぶのがお気に入りなんだけど、パパ・ママは血が出て痛いみたい
ぼく的にはあんまり強く噛んでるつもりはないんだけどな~
パパが言うには、ぼくは身体がすごく大きくなってて、噛む力が強くなってるんだって。
そう言えば、今まで入っていた箱が小さく感じてたんだよね。
この箱はまだ余裕があるよ![]()
パパはここでも写真を撮りまくってたけど、まぶしいよ
どう
大きくなったでしょ![]()
もうほとんどモモ姐さんと変わらないんだよ
あ、それと、最近またたびを楽しむことが出来るようになったんだ
ぼくのストレス解消用にって粉のやつを買ってくれたんだけど、これが中々美味しいんだよ~
そんな感じで、少しずつ大人の階段をのぼるぼくでした~
ワキャのソナタ 第2話「はかない恋」
チーサンは校舎裏で遊んでしばらくすると、ジッと見つめるモモジンの視線に気づいた。
「何してるの
」
そう問うモモジン。
モモジンの方を向き答えを考えていると、モモジンは顔を赤くして逃げるように走り去ってしまった。
その日の夜、モモジンの事が気になって中々寝付けないチーサン。
「モモジンか。なんだか気になるコだな。あの時何か言いたかったんだろうか
」
お互いのことを意識し始めたチーサンとモモジン。
しかし、それを邪魔する影が・・・
ニャンヒョクはチーサンに見惚れていたモモジンを目の当たりにして激しい嫉妬を覚えていた。
「なんだチーサンめ。いきなり転校してきてモモジンに馴れ馴れしいんだよ。あいつを学校から追い出してやる
」
~翌日~
チーサンは目が覚めると唖然とした。
もう学校が始まっている時間だったのだ。
慌てて着替え、バス停に向かった。
バスに乗ると、一番奥の座席に眠っているモモジンを見つけた。
「モモジン
あのコも遅刻なんだ。居眠りするなんて、ずいぶん余裕だな。」
そう小さくつぶやきながら、奥の座席に近づいた。
モモジンの横顔を覗き込んでいると、モモジンはゆっくりと目を開いた。
チーサンと目が合うと、状況が理解できないようで目をショボショボさせている。
「チ、チーサン
なんでここに
」
「なんでって、バスに乗らないと学校に行けないだろ
」
「あ、そ、そうだよね。うん。バスに乗らないと行けないよね。」
そういうと、モモジンは顔を伏せて恥ずかしそうにしていた。
チーサンはしばらく考え込んでから、「ねえ、学校サボって遊びに行こうよ
」と言うと、ニヤッと笑って見せた。
モモジンはその笑顔に見惚れて答えられなかった。
モモジンが返事をしないのでチーサンは拗ねたように「嫌ならいいよ。俺だけで遊びに行くから。」と言った。
チーサンが怒ったのかと思い慌てたモモジンは、「嫌じゃないよ
行きたい。私も遊びに行きたい
」と叫ぶように言った。
チーサンはまたニヤッと笑った。
学校前のバス停を通りすぎてもチーサン達はバスを降りなかった。
向かう先は、きれいな海が広がる町はずれの海水浴場![]()
ひとしきり砂浜ではしゃぎあったチーサンとモモジン、記念に海の家でシーサーの置物に色を塗った。
チーサンは黒く、モモジンは赤っぽく色を塗った。
チーサンはしばらく自分のシーサーを眺めて、おもむろにシーサーを向かい合わせ、モモジンのシーサーにキスをさせた。
「お前はいいな~
」とチーサンがつぶやいた。
モモジンはしばらくその言葉の意味を考えてから、急にチーサンの頬にチュッとキスをした。
「良かったでしょ
」といたずらっぽく微笑むモモジン。
しばらく呆然とすると、チーサンは「モモジン
」と名を呼び、振り向いたモモジンにキスをした。
チーサンは今日一日モモジンに見惚れていた自分に気付いた。






















