相続税専門の税理士事務所ブログ

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相続税専門の税理士法人チェスターの代表者執筆ブログです。

こんにちは、相続税専門の税理士法人チェスターの代表の荒巻です。

 

 

先日、映画『程なくお別れです』を鑑賞しました。葬儀場を舞台に、旅立つ人と遺された人々の交錯を描いた作品ですが、私自身の仕事である「相続」の現場とも深く重なる部分があり、身の引き締まる思いがしました。

 

葬儀社と私達相続の専門家とでは、担う役割や業務の内容こそ異なりますが、ご遺族と向き合い、その想いを尊重しながら次の一歩を支えるという姿勢において、通じるところがあると感じました。

 

相続手続きや相続税申告は単なる数字の整理や書類の作成ではありません。故人が遺された想いを形にし、ご遺族のこれからの生活に繋げていくための大切なものです。


映画を通じて再確認した「相手の心に寄り添う」ということを忘れずに、日々誠実に仕事に取り組んでいきたいと思いました。

 

演出上、家族が亡くなるという悲しいテーマを扱った作品内容であるため、鑑賞中は劇場内でもすすり泣く人が多くいました。

 

税理士法人チェスター

荒巻

 

 

 

こんにちは、相続税専門の税理士法人チェスターの代表の荒巻です。

 

先日、久しぶりに会う友人と夕食に行きましたが、席に着くなり、彼が迷わず「ノンアルコールビール」を注文しました。お酒が好きだったはずなのに、どうしたのか?と理由を尋ねると昨年の健康診断で病気が見つかったとのこと。

 

「幸い治療で問題はないんだけれど、体質的に今後もお酒がリスクになると言われてね。でも、やめてみたら意外と飲まなくても平気だって気づいたんだよ」と、彼は笑っていました。

確かに「酒は百薬の長」という言葉は、今や過去のものになりつつあります。 近年の研究では、たとえ少量であってもアルコールは脳や心臓、そして癌等の病気のリスクを高めるという見解が主流になりつつあるようです。特に彼はすぐに顔が赤くなるタイプで、お酒が身体に与える影響が大きかったみたいです。

もちろん飲みたい気持ちを我慢しすぎてストレスを溜めるのも本末転倒ですし、結局のところ、大切なのは自分の身体をよく理解して、バランスよく付き合うことなのだと、彼の話を聞きながら改めて実感しました。飲みたい人は飲む、飲まない人は飲まないという選択を自由にできるのが今の時代ですね。
 

彼が飲まないとなると、自然とこちらのグラスも進まないもので、結局、その夜は二人してノンアルコールで食事を愉しみました。

睡眠の質と、自分への投資
実は私自身も昨年から意識的にお酒の量を減らしています。 
というのも昨年は経営統合関係の仕事やプライベートも忙しく、たくさんお酒を飲んだ夜の眠りの浅さを自覚するようになり、翌日のパフォーマンスを考えると自然と「お酒を減らすという選択肢」が増えていきました。

結局その日はお酒を飲まなかったこともあり、お店を出た後にも2人とも足取りが元気だったので、一駅分くらい散歩しながら帰ったなんとも健康的な夜でした☆

 

次回は焼肉、ライス大盛りでいこうと約束しましたw

 

追記: ……と、色々書きましたが、僕はお酒を断ったわけではありません(笑)。これまでのようにたくさん飲むのではなく、上手くお酒と付き合うという感じです。美味しいお酒を囲む雰囲気は好きですので、ぜひ皆さん、これまで通り気軽にお誘いくださいませ。
 

荒巻

こんにちは、相続税専門の税理士法人チェスターの代表の荒巻です。

 

 

税理士法人チェスター赤坂山王オフィスでは、ご来所いただく皆様に心地よい時間を過ごしていただけるよう、いくつかのアート作品を展示しております。今回は、空間の主役となっているメイン作品をいくつかご紹介させていただきます。

 

 

 

まずお客様をお迎えするエントランスには、鮮やかなフラワーアレンジメントを設えました。 シックで落ち着いたデザインの空間に、花の彩りが加わることで、パッと明るく、かつ一体感のある洗練された雰囲気が生まれています。

 

 

 

メインとなる大会議室には、美崎久美子さんによるストリングアートを展示しております。 ビジネスの場である会議室に、あえて繊細な糸のアートを飾ることで、珍しい装飾デザインが、空間に華やかさと奥行きを与えてくれます。

 

 

 

 

美崎さんご本人も飾り付けにお越し頂きありがとうございました☆

 

 

 

エントランスの棚には、金属造形作家・石川雅與さんの作品を。 金属という硬質な素材でありながら、まるで葉が風に揺らいでいるかのような、生命力を感じる立体作品です。

 

 

 

 

チェスター赤坂山王オフィスへお越しの際は、ぜひこれらの作品にも目を向けてみてください。

 

税理士法人チェスター

荒巻

 

 

最近、仕事の伝え方で自分なりに反省することがあり、改めて自省しながら、これまでの経験も含めてブログにまとめておこうと思いました。

 

何度かこのブログでも伝え方については取り上げてきていますし、『伝え方が9割』というベストセラーの言葉に象徴されるように、伝え方の極意さえ習得すれば、人生の難所を鮮やかに切り抜けていけるはずです。しかし、実践において私たちがこれほどまでに伝え方という一見シンプルなことに苦戦するのはなぜでしょうか。

自己中心性バイアスという本能

人間は本能的に「自分の世界観」を基準に物事を考えます。これがコミュニケーションにおいて、目に見えない「認識の齟齬」を生みます。「自分はこう思っている、ゆえに自分の言い分は正しい」というのが、大小あれど人には考え方のベースとして少なからず存在しています。

 

・時間軸のズレ

上司が部下に「これ、急ぎでお願い」と頼んだとき、上司の頭では「明日の会議まで」を指していても、部下は「今週中まで」と捉えることがあります。ただこうした齟齬は、上司から「明日の会議まで」という具体的な指示があれば防げるような話です。

 

・仕事の質に対するズレ

「今回は大事なお客様なので特に質を重視した資料を作成して欲しい」という指示に対し、一方は「100ページの緻密な資料」を想像し、もう一方は「要点を3枚に絞った戦略的ペーパー」を想像する、といった質に対するズレも生じやすいです。これも時間軸と同様に指示出しする側の伝え方で防げる話です。

 

・名プレイヤーが名監督になるのが難しい理由

優秀なプレーヤーだった上司が部下に対し、「なぜこんな簡単なことができないんだ?」と苛立つようなことがあります。元々優秀なプレイヤーだった人には言語化しづらいセンスや能力が備わっているケースや、また自分が苦労して習得したプロセスを脳がショートカットしてしまう傾向があるため、相手の「未習得時の苦しみやセンスや能力で解決できないこと」を正確にシミュレーションできなくなってしまいがちです。相手視点の目線があれば、指導の伝え方は変わるはずです。

 

これらは伝え方問題でよく出てくるようなことですが、気を付ければ改善できることです。

 

正論の暴力

カーネギーの『人を動かす』が説くように、人は論理だけでは動きません。むしろ、感情を無視した正論であればあるほど、伝え方は難しくなります。

 

例を二つ挙げます。

 

1.会議で部下のミスを正論で完膚なきまでに論破して指摘する。内容は100%正しいとしても、皆の前で個人的な強い指摘を受けた部下は「次からこの人のために頑張ろう」とは思わなくなります。正しさが、協力者を敵に変えてしまう瞬間です。

 

2.面談で「期待しているよ」という言葉を、無表情でスマホを見ながら言われたらどう感じるでしょうか。メラビアンの法則が示す通り、言葉の内容と視覚・聴覚情報が矛盾したとき、人は「言葉以外」を真実として受け取ります。この非言語のコントロールが、伝え方を技術以上に難しいものにしています。

 

 

「相手の関心事」への翻訳

それではさらに伝え方の難所に進んでいきましょう。それは「自分の要望を相手の関心事に変換する」工程です。

 

社内サポートを受けたい時

社内横断PJ等で他部署に「人手を出してほしい」と直球で頼めば、角が立ちやすくなります。しかし、「このプロジェクトは今回〇〇という理由で全社的にとても大切で、忙しいと思うのですが、どなたか一人プロジェクトメンバーにサポートを出して頂けると助かります。今度のPJでは私の部署からもお手伝いしますのでお願いします」と伝えれば、相手にとっても状況が理解でき、また将来的に自分の部署が困った際にも大きな力になるメリットになり関心事に変換されます。

 

自分の要望をただ伝えるだけではなく、思いやりや配慮の言葉を少し入れるだけで伝わり方は随分変わるはずです。

 

 

伝え方は「技術」&「マインド」の二つが必要
伝え方が難しいのは、それが単なるテンプレートの活用ではなく、「相手に対する想像力」と「自分を律する力」が同時に求められるからです。

ここまで来ると見えてきました。

 

やはり伝え方に大切なのはいかに「相手の視点に立てるかどうか」なんですね。自分から見える景色だけではく、相手から見えている景色や見せたい景色を想像して伝え方に気を付けていきたいと改めて思いました。

 

荒巻

 

こんにちは、相続税専門の税理士法人チェスターの代表の荒巻です。

 

 

子供の中学受験が、無事に幕を閉じました。 振り返れば過酷な日々でしたが、「頑張ってよかった」と感じています。受験の全日程を終えた長女から、塾の最終日に先生が話してくれた「最後のアドバイス」を聞かせてもらいました。それが親の僕の心にも届く内容だったので、娘が話してくれたトーンそのままに紹介させてください。

 

塾の先生は授業の最後にこんなお話をされたそうです。

 

「じゃあ今日は最後の授業だから、皆に少し話をするよ。みんな、地図帳持ってきてる?

 

世界地図のオーストラリアのあたりを広げてみて。

今から先生がする話は実話なんだよ。

 

ここでね、ある大人の男の人が湖の近くで壊れたフェンスの修理をしていたんだ。すると突然、水の中から体長3メートルを超える巨大なワニが現れて、彼の足にガブッ!と噛みついた。

 

巨大なワニに噛まれて引きずり込まれる水中。男性は瞬時に『もう助からない』と悟った。

 

でも、このままワニに食われて終わるのはあまりに悔しい。絶対に最後まで粘って生きてやるそう決めた彼は、なんと自分を噛んでいるワニの目蓋(まぶた)に、全力で噛みつき返したんだよ!(生徒の笑と驚きの声)

 

まさか人間に噛み返されるなんて思わなかったワニは、その痛さと驚きでびっくりして彼を口から放し、湖に逃げていった。それで彼は九死に一生を得たんだ。

 

先生がこのワニをやっつけた人の話からみんなに伝えたいことは、

 

入試本番、試験が始まってパニックになったり、解けない問題に絶望したりする瞬間が来るかもしれない。でも、そんな大ピンチの時こそ、このワニに噛まれた男性を思い出して。

 

最後の1秒まで諦めず、試験問題に食らいついて、やっつけておいで。 みんなが積み上げてきた努力は本物だから。最後は『絶対に逃げない、諦めない!』という姿勢が、合否を分けるんだよ。本当に1点が大切なんだ。

 

あとね合格発表の後の話もしておくね。もし万が一、自分の志望校に合格できなかったとしても、どうか落ち込みすぎないで。 世界には、ただ生活しているだけでワニに襲われるような過酷な場所に住んでいる人もいる(笑)。死ぬ気でワニと戦って生き延びる経験に比べたら、入試の不合格なんて、長い人生で見れば実はとっても些細なことなんだよ。だから、怖がらずにぶつかっておいで!どんな結果でも君たちが頑張ってきたことが何より素晴らしいことなんだから。」

 

娘からこの話を聞いた時、胸が熱くなりました。

 

先生は、極限状態の生徒たちがイメージしやすい「ワニに噛まれた男という面白い例え話」を使いながら入試本番の心構えを伝え、同時に、合格という結果がすべてではないという「不合格だった子供への心のセーフティネット」も用意してくれていたのです。合格した生徒も不合格だった生徒も両方を多く知っているからこその最後のエールのお話なんだと思いました。

 

娘は、ワニを噛み返すようなガッツを持って試験会場へ向かいました。その背中を見守りながら、素晴らしい先生に教えて頂けたことに感謝し、そしてこの挑戦が彼女の成長に繋がったことを感じました。

 

荒巻