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みむたんのブログ

ぬいぐるみすとの意識高い系メンヘラ非正規介護職員が、自己救済を通して衆生救済を目指すチラ裏ブログ

■環境調整
認知症の人に対しては、環境調整が重要と思われます。その中で特に、アフォーダンス(affordance) の理論は認知症に限らず環境が人の行動に与える影響に関する非常に興味深く参考になる捉え方です。

アフォーダンス理論は, 1960年代に, アメリカの知覚心理学者Gibsonによって提唱されたものです。アフォード(afford) とは「~ができる」「~を与える」などの意味をもちますが,環境の影響によって人の行動が作り上げられることと捉えることができます。Normanの著作『誰のためのデザイン?」に、ドアのアフォーダンスについての説明があります。ドアに付いている押し板は「押す」ことをアフォードし,、ドアノブは「回す」ことを人にアフォードするように、ドアの造り、すなわちデザインそのものが人の適切な行動をアフォーダンスしていることを示しているのです(図2)。

この理論を、認知症の人の生活環境で考えてみると、例えば椅子に座ることを嫌がってなかなか座ってくれない人には、より座ることをアフォードするように,椅子の高さ、色、素材等の環境を設定することが支援の手がかりになります。