御節料理 構成 焼き肴
l 鰤の焼き物(ぶりのやきもの)
ブリ
出世を祈願。出世魚であることにあやかったもの。
地域によっては鮭の塩引き
(平出鏗二郎(ひらで こうじろう)『東京風俗志 中巻』富山房、明治34年、3頁(国立国会図書館近代デジタルラブラリーで閲覧できる)。「御節」として挙げられているのは、だいこん、にんじん、八頭(やつがしら)、牛蒡(ごぼう)、蒟蒻(こんにゃく)、焼き豆腐、青昆布、ごまめ。また、塩引きの鮭を膳に供えることが記されている。「食積」として挙げられているのはかずのこ、煮豆、昆布巻(こぶまき)、鱓(ごまめ)、たゝき牛蒡。
l 鯛の焼き物(たいのやきもの)
鯛は神饌
「めでたい」の語呂合わせ。
l 海老の焼き物(えびのやきもの)
伊勢海老を使うことが多かったが、高価であるため、クルマエビなどが使用されている。
長寿を祈願した縁起物(ひげが長く腰が曲がっている様子に由来)。また、海老は脱皮することから生命の更新を意味するもの、または、脱皮を繰り返していくことから出世を願うものとされる。また海老の朱色が晴れやかであることから用いられるという説がある。
l 鰻の焼き物(うなぎのやきもの)
ごく最近の趣向。
鰻登りにあやかって出世を祈願。