きゅうりと桜の塩漬けの和え物 | うつわ屋店主の料理帖

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料理覚書。
すぐに忘れてしまう分量とレパートリーのメモ。
いつか自分の役に立つように綴っています。


私が敬愛するフレディ・マーキュリーは大の親日家として知られていますが、ロンドンの彼の邸宅の庭には、それはそれは美しい見事な桜の木があるのです。それを発見した時、「フレディ、分かってるねー!さすが!さすがだよー!」と感激しました。
彼は桜とつつじが好きで、「日本は春が特に素晴らしいんだ」と周囲に語っていたらしく、私は桜とつつじを見る度にフレディを思い浮かべます。
福岡市内の桜は、そろそろ見納めになりそうです。日常の中の義務さえなければ、桜前線を追いかけて、私も北上したいぐらい名残惜しい。本音は、義務さえ放棄して北上したい。

フレディ愛と桜愛を暑苦しく語ったところで、今日のレシピに参ります。
桜の塩漬けを使ってきゅうりを揉んで、簡単な和えを作ってみました。
桜の塩漬けをそのまま使うと塩分がきついので、少し塩を振り落としてから使うとちょうどよい塩梅になります。

【材料】
きゅうり………2本
桜の塩漬け………刻んで大さじ1程
刻み昆布………適量

【作り方】
①きゅうりを薄い輪切りにする。桜の塩漬けの塩を軽く振り落とし、刻む。(飾り用に1枝残して、水にさらして塩抜きしておく)
②①と刻み昆布をボウルに入れ、しんなりするまで揉む。
③冷蔵庫でしばらく馴染ませる。
④器に盛り付け、残しておいた飾り用の桜の塩漬けを乗せる。

【本日の器】


春には春の素材を使って、春らしいしつらえで食卓を整えて、華やかな季節を楽しみたいものです。
お花の小鉢と蝶々のお箸置き。
これ以上ない程の春らしいアイテムです。

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