ブリの南蛮漬け | うつわ屋店主の料理帖

うつわ屋店主の料理帖

料理覚書。
すぐに忘れてしまう分量とレパートリーのメモ。
いつか自分の役に立つように綴っています。



長崎のある市場に、とんでもなく美味しい南蛮漬けを売っているお店がありまして、年末になると伯母が買ってきてくれます。(長崎の家庭では、お正月に“紅さし”という色っぽい名前の魚の南蛮漬けを食べます。うちの祖母が作る南蛮漬けも子供の頃から大好き。)
そのお店の感動的な味に少しでも近づきたくて、我流であれこれ調味料の配合を変えながら、せっせと作ってみたりしています。今回は贅沢にもお酒をたっぷり使ってみました。まろやかで優しい味に仕上がりました。柚子の皮を散らして、とっても良い香りです~♪

【材料】
ブリの切り身 ……2切れ
たまねぎ……1/2個
にんじん……1/4本
ピーマン……1/2個適量
塩……適量
片栗粉……適量
油……適量
★酒……1/2カップ
★みりん……大さじ3
★きび砂糖……大さじ1+1/2
★薄口大さじ1 
酢……大さじ2
鷹の爪 (輪切り) ……適量
柚子の皮 (千切り)  ……適量

【作り方】
①たまねぎは薄くスライスし水にさらして、水気を絞る。にんじんとピーマンは千切りにする。
②ブリに塩をふり、しばらく置く。余分な水分を拭き取り、片栗粉をまぶして油で揚げる。
③★を混ぜて、沸騰させてアルコール分を飛ばす。火を止めて酢を加える。
④保存容器に①と②を並べて③を回しかけ、鷹の爪と柚子の皮を散らして、冷蔵庫で一晩馴染ませる。途中で上下を返す。

【本日の器】

素朴な風合いながら、お料理を盛り付けると華やかに見えるお皿です。
6寸というサイズは、小さいおかずの盛り皿としても、大皿料理の取り皿としても使えますので重宝します。

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