僕が良く言ってる航空戦術という考えに、速度よりも、より高くより長く滞空できて

長時間監視の目を光らせるという考えが戦術にはあります。

 

 

アメリカでは、STOL という航空機の短距離離着陸競技が存在し、民間のキット航空機を使って、ライカミングというレシプロエンジンを搭載して、300~450馬力ほどのエンジンを搭載した航空機に大きなパンクしないタイヤを履いて短距離で離陸し、短距離で着陸するという競技がある。

 

 

これは、ワールド記録を2019年に作った時の映像。

 

わずか、2.87m(9ft 5inch)で着陸してる。

 

着陸は 2.78mより、明らかに短いよね。

 

 

離陸もわずか 10m以内で飛ぶので、こういう考えを役人が理解できれば、用途別の航空機の可能性を国産で開発する意味が出て来るんだよね。


離陸も機体一個分の距離で浮き上がる。

 

 

戦闘機のように、速度が速くてもミサイルで撃ち落とされれば意味がない。

 

 

かといって、すべての航空戦術機が戦闘機のような活動もできない。

 

 

狭い船上に如何に上手に発着艦して、事故を起こさずに運用できるのか。

 

 

自動操縦装置の発達とブレーキ性能が良くなってるので、飛行機は、翼の翼面積が大きいほど遅い速度でも墜落(失速)しない。

 

 

つまり、ゆっくりした速度で失速するので、時速 40~50㎞/hの速度であれば、理論上 17mもあれば着陸できることになる。

 

 

逆に、飛ぶ時はゼロ発射も可能で、エンジン出力の推量が機体の重量を上回っていれば航空機は浮き上がるので、ブレーキを掛けた状態で、エンジン全開でブレーキを外せば機体が浮き上がる。

 

 

まだプロトタイプの航空機。

 

このような明らかに山間の舗装されてない凸凹道であっても降着装置とタイヤの機能で、水の上であろうが 30m前後の離着陸ができる環境で飛べるのは、航空機の利点だったりする。

 

この航空機は究極の性能。 (離陸距離 1.82mって...)

 

 

こういう航空機は、救難機にも使えるので、国産のスバルやホンダにトヨタなど、自動車メーカーも参入を予定してる市場だったりする。

 

 

例えば、無人航空機で人間の体重分の重量が減れば、すこし重いレーダーを搭載してもモーターを稼働する無線能力だけで飛行が操縦可能になる。

 

 

STOL という僻地の中でも山間の谷間で飛ぶ時に、ヘリコプターができない芸当をできるのは、翼面積と失速速度との関係があるので、理論上の話よりも、実際にこういう風に活用されると言う見本を見せるのがアメリカ人の良い所なんだよね。

 

 

日本人がアメリカから学ぶものが未だに山ほどあるという事です。

 

 

日本だけではなく、自由な発想を持つアメリカのような国が存在するから、技術や夢が発展して新たに経済が産まれ育つ環境がある。

 

 

ロボットみたいに毎日同じ事をやるだけの洗脳を受けてる日本人に必要なのは、ある程度、自分達の夢を持って色々なモノに興味を割いて、それを楽しめる環境を育てる事なんだと思う。

 

 

事故があれば直ぐに騒いで、危険なものはダメという禁止事項を作ってすべてを規制した結果、何も残らない漫画とか映像を見て楽しむくらいの娯楽しか残ってないのが現実の世界になりつつある。

 

 

規制ですべてを禁止するのではなく、制限を設けて自由競争できる環境を作ることで産業を活かすのが、本来の経済に結び付く発想なんだよね。

 

 

左翼化した日本人には、この意味が理解できない人が多過ぎる。