特撮モノの始まりって、仮面ライダーなどがある訳だけど、結構昔から実は、色々なドラマが存在してるよね。

 

 

怪傑ハリマオとか、フィリピン辺りのチンピラにしか見えないような出立のヒーローだし、月光仮面なんかも全身白ずくめのミイラみたいな格好にターバンにマントを着けてる時点で、社会的に見て変な人にしか見えない。

 

 

まだ時代背景が戦国時代みたいな設定の仮面の忍者赤影みたいな忍者モノだと、そこまで違和感もないけど...

 

 

まだ70年代くらいまでは、あの幼稚すぎる戦隊シリーズ物などにも意味があったと思う。

 

 

勧善懲悪的な意味合いの正義だった訳だよね。

 

 

1980年代の宇宙刑事モノなどになると、もうどうしようもない作品が多い。

 

 

その中からとっておきのアホな作品が YouTube で勝手に外国人向けに公開されていた。

 

 

 

これ、1987年の作品なので、僕が20歳の頃に日本でやっていた作品みたいで、もうパンチラとか、お色気モノのセクシー路線で売りまくってるアホの境地。

 

 

僕が日本に居ない間、日本の戦隊ものシリーズは徐々に落ち目になり、セクシー路線で大人向けの作品へと昇華(心理学的)してる。

 

 

しかもオチは、しょうもない設定で、こんなのアリなの?っていうレベル。

 

 

街中で大勢で斧を振り回してたら、普通に機動隊が来て応戦するのが普通だろう。

 

 

戦隊モノの特徴として、一人で戦ってる人達とか居るけど、兵器とか物凄いのに、何で家一軒を吹き飛ばせる威力の兵器を持ってるのに、個別の暗殺みたいな事をやって、ヒーローに勝てないのか、話の設定がアホ過ぎるんだよね。

 

 

世界征服を狙って、堂々と一般人を殺しまくってる悪の組織なのに、何故か律義に家を壊すのを躊躇うのが、この手の悪の手先だったりする。

 

 

俺が悪の手下だったら、その物凄い兵器を使って、家を丸ごと吹き飛ばしちゃうけどね。

 

 

重症で病院に入院してるヒーローを殺そうと思えば、メスで切り付けて暗殺するよりも、病院ごと吹き飛ばせば終わる話だろう。

 

 

しかも広場みたいな広い場所だと、敵も味方も関係なしに吹き飛ばすようなロケット弾を撃ち込むしね。

 

 

どっちが悪なのか分からん。

 

 

悪いヤツ等の方がヒーローに気兼ねして、広い場所で戦うのがお決まりだったりする。

 

 

仮面ライダーから受け継いだ、Very Special One Pattern の展開。

 

 

何でわざわざヒーローの組織に潜入して自爆してるのに、研究所の室内も破壊できない程度の爆発で終わるのか...

 

 

設定も幼稚すぎるし、展開も微妙にヒーローが引き立つための演出にしかなってない。

 

 

しかも、本気でヒーローをやっつけるという意気込みを感じない。

 

 

あれだけ大勢の手下が居て、戦術的な戦い方を学んでいないのも愚の骨頂みたいな部分があって、それで本気で世界征服を企んでるという設定が既に詰んでる。

 

 

何処かの国の軍隊にも勝てないレベルなのに、どうやってヒーローを倒して世界征服を実行するのか。

 

 

更に、宇宙刑事ものシリーズになると、何処かの星の王女様的な(星の子チョビン)みたいな設定が入ってるし...

 

 

宇宙人が居る的な考えが流行っていた時代だったので、宇宙人も人間と同じ姿をしてるのは面白いけど、そんな遠くの宇宙から地球の日本にやって来てるのに、超科学文明を持ってる人達が、幼稚な戦い方をする訳ないだろう。

 

 

しかも宇宙刑事なのにバイクに乗って参上って、何処の宇宙からやって来たのか聞きたいよね。

 

 

ツッコミどころ満載でアホ過ぎるのが、昭和の戦隊モノの特徴だったりする。

 

 

これ、本が一冊書けるくらいに、ツッコミどころが多過ぎるので、これはこれで、空想科学読本として売れそうだよね。