コロナが収束したら行こうと思っていたお店や美術館などが
さりげなく閉店、閉館していて
なんともやるせない気持ちになる。
散歩していても、「閉店いたしました」の手書きの貼り紙がチラホラ。
潮時だなって高齢の経営者が判断した場合なら、
ゆっくり余生を楽しんでね、と心でつぶやくこともできるが、
赤字がかさんでやむなく閉店する店にはなんと声をかけていいのやら・・・。
理想のロケーションを見つけ、
味やサービスで勝負しようと意気揚々と開業した人たちの傷心は
いかほどであろう。
コロナ後に店の繁盛を期待したいが、それまで資金が持つかどうか・・・。
同じ自営業者としては本当に他人事とは思えない。
そんな中、私はある男性のブログを読んだ。
その男性は在職中に上司から過激なパワハラを受けて
心が病んでしまったとのこと。
収入は妻に頼り専業主夫として日々過ごしていることなどが綴られていた。
しかし子どももいないと主夫の仕事も微々たるもので、
同年代の男性と比べて存在意義を持てず、落ち込んでいるようだった。
私が「ジャズ喫茶とかやってみたら」と気軽にコメントしてみると、
「あーージャズ喫茶!いいですね!」と喰いついた。
前向きに検討します、貯金もあるんで!!
と明るい反応。
しかし、周りはメンタルが弱いのに接客はできるのか?
奥さんにどこまで甘えるんだ!?
とバッシング(?)の嵐。
これは、その気にさせた私の責任なのか?
いや知らん知らん・・・。
炎上をはた目に私は静かにフェイドアウトした。
そのことを夕食の時、カッパさんにに話すと
「僕もやりたーーーーい!!ジャズ喫茶!!」
と満面の笑みだ。
何だ?何だ?
おっさんにとってジャズ喫茶は魔法の言葉か?
何のスイッチが入るんだ、おい?
「僕、もう他の仕事がしたいねん!ジャズ喫茶、絶対あたるで!」
貴様は今の泥船から、さらに溶けかかっている泥船に乗るつもりか?
なんでおっさんは泥船が好きなんだ?
まともな船に乗れんか?
それでも・・・
ジャズ喫茶いいんじゃね?と私の奥に住むおっさんが囁いた・・・。
空耳・・・?