この時期、カッパさんと車でちょっとした買い物なんかすると、
帰りに「河川敷、散歩しよっか♪」と言われることがある。
このクソ暑い日に、正気かよっ?おい!
私は帽子も日傘もアームカバーも日焼け止めも持って来ていないので、
「うーん、やめとく」と一旦断る。
でも「15分だけやったらええやろ?」としつこく誘うので、
まあ15分ぐらいならそんなに日焼けもしないだろうと
安易に応じるのは大間違い。
15分が30分になり最後には1時間になるのだ。
カッパさんに騙されて、炎天で何度も痛い目に遭っている。
顔も手足も真っ赤っかだ。
だから「散歩はしたくないから家に帰る」と言うと、
カッパさんは「じゃ歩いて帰って」と冷たく言い放つ。
私が日焼けで染みだらけになっても、
カッパさんは「それが何か?」って感じだもんね。
実際、1時間散歩することを思えば20分かけて帰る方がいいかも、と
思ったことがある。
だが、この間散歩に誘われたときに、
私は文庫本をたまたま持っていたので、
「車の中で待ってるね」と言った。
もちろん車の中はサウナ状態。
クーラーをつければいいのだが、
駐車場でエンジンを付けっぱなしも気が引けて、
窓を開けて待つことにした。
さすがにぐったりした。
たっぶり40分かけて散歩から戻ってきたカッパさんは
私がぐったりしているのを見て、熱中症になったと思い、
慌てて家に帰った。
家に帰った私は麦茶をガブガブ飲み、
扇風機のそばで涼むことにした。
するとカッパさんが、
冷たい濡れタオルを私に渡してくれると言うハプニング、
じゃなくて、ミラクル・・・でもなくて、
常識的な気遣いをしてくれたので驚いた。
実際、私は熱中症にはなってなかったのだが、
そのフリをしてここぞとばかりに夕食の支度もスルーさせてもらった。
さて炎天の散歩についてだが、
カッパさんは相手が「断る」と言うことが受け止められないようだ。
嫌だから断る場合は、
なぜ嫌なのか、嫌だと思わなければいいんじゃないか、と解釈する。
また嫌だと思うのは本人の自己中心的な感情ではないか?
と思っているようだ。
「フクの顔に染みができるから」は真偽がハッキリしないし、
カッパさんは単なるごまかしにすぎないと思っている。
要するに断る為には、
「炎天の散歩は熱中症になる」と言う事実を突きつければならないのだ。
私の打った小芝居(?)のおかげで、
ようやくカッパさんは私を炎天の散歩に誘わなくなったどころか、
自分が散歩したいときは家に寄って私を降ろしてくれるようになった。
やれやれ。
普通の人ができることを、
なんでここまで手順を踏まないとダメなのか・・・。
あと、カッパさんは洋服など一人で買い物ができないようなので、
「私が一緒じゃなくても買える」と言うことを理論的なシナリオで
示さないといけない。
またなんらかの小芝居を打つ必要があるようだ。
すっごい派手で高価なシャツを買わせるとかね。
アスピーを育てるのは、本当に面倒くさいことよのぅ・・・。はぁ・・・。