カッパさんはお客さんに

「盆は出かけず断捨離ですわ」と

聞かれもしないのにベラベラ喋っていた。

しかし、盆休みは本当に暇だったので、

断捨離するしかなかった。

「さあ、フクちゃん!!断捨離するどぉ!!」

と初日から息巻いた。


休みは3日間しかないので、せいぜいロフトの物を整理するだけだと、

思っていたら、

「今日はアレを整理する」と指さした。

寝室にある仙台ダンス風の物入れだ。



(こんな感じ↑ もっと安っぽい)

整理するほど中身はない。

まさか、このタンスから整理するとは・・・

さすがカッパさんだ。

絶対に整理する必要のないものから始める。

モチベーションが上がるのか下がるのかわからない。

予想通り1時間もかからなかった。

捨てるものがないので中身を確認するにとどめただけだ。

これを断捨離と言うのだろうか・・・。

「疲れたな・・・」とカッパさんが言うので、

ティータイムにした。

しかしカッパさんの野望はこんなもんじゃなかった。

いよいよロフトだ。

九龍城かナバロンの要塞か、はたまた・・・えっと・・・もういい。

カッパさんはロフトに上るなりギャーと叫んだ。

そう、プチごみ屋敷って感じなの。

いやいやごみじゃないよ。

一応、「いるかも?」と思うものばかりなんだ。

とりあえず、全部二人で頑張って降ろした。

意外とね選別はサクッと終わった。

要るものだけを残してロフトに戻したら、

ロフトはガラガラだった。

いかに要らないものを貯めこんでいたか、だよ。

1日目はこんな感じで、思った以上に進んだ。

っつかもう終わりでいいんじゃね?

と思った。

明日は出たゴミをクリーンセンターに持ち込むだけだ。

余裕だね。

そう思った私が間違いだって気づくのは、明日になってからだ。