牡蠣はおいしいのだろう。きっと。

でも私は苦手だ。

いや牡蠣に当たったことはない。

けど苦手。

牡蠣に限らず貝自体がもともと苦手なのだ。


魚を含めて食用の動物は、丸ごと食べたりしない。

内臓は抜くよね。

イカだって内臓は抜いて食べる。

モツも内臓だが丸ごと食べたりしない。

だけど貝だけは内臓ごと食べる。

私は内臓が苦手なのだ。

ホタテも貝柱は美味しいが、周りの臓物は避けたい。

人はなぜ、内臓をかみ砕いて食べて「美味しい」と言うのだろう。

私はかみ砕くことができなので、丸のみにする。

何となくもったいない食べ方だ。

フクママは「牡蠣は飲み物」と豪語した。

昔、芸人さんで「カレーは飲み物」と言う人がいたっけ・・・。

「噛むもんじゃない。風味を味わうのさ」とフクママは言う。

風味ねぇ・・・。

私にとってレモンの風味にやや磯が混ざっている味しかしない。

それなら牛乳のゼリーにレモンを効かせて食べても同じじゃん

って思う。

カッパさんが牡蠣が大好物なので、

「牡蠣食べたい」と騒ぐ。

仕方ないので牡蠣フライを料理する。

カッパさんはご機嫌だが、

私は「これは美味しいのだろうか?」と疑問形で食べる。

本当はフライを丸飲みしたいところだが、喉につかえて大変なことになる。

実はもう経験済みだ。死ぬほど苦しかった。

仕方なく噛む。牡蠣を噛む。あーーー口の中で内臓が!!

と色々と想像し眉間にしわを寄せながら飲み込む。

これは拷問と言っていい。

牡蠣フライのノルマは4つ。

5,6回噛んでは飲むを機械的に繰り返す。

なんとなく美味しい気がしてきた。

タルタルソースの奥に牡蠣のうまみがある。

牡蠣独特の味わいが、人を魅了させるのだろう。

確かに料理にオイスターソースを加えると旨みがアップする。

牡蠣マジックだ。

だんだん場数を積んでいけば、私もすんなり食べれる気がした。

定食屋で「牡蠣フライ定食1つ」と頼む日もやってくるかもだ。

それまで後10年くらいか・・・。まだまだ先だな。

扉はあせらず一つずつ開いていけばいいのだ。

最後の扉の先にはきっと、牡蠣の女神が微笑んでいるに違いない。


そうそう今年も桜を見に行った。



2か所、観に行った。まだ観に行く予定。

どんだけ暇なんだ・・・。