カッパさんはアスピーなので、

定型発達と分類される「普通の人」より扱いが難しい。

その暴君ぶりに、アスピーの配偶者は被害者意識を持ってしまう。

でも配偶者は被害者のままでは一生幸せになれない。

離婚するか、開き直るかだ。

私は開き直ったよ、もう。

そして妻でなくなった。

母親兼カウンセラーだ。自称、ね。

もちろんカッパさんがそう認めたわけじゃなく、

私がそう決意しただけ。

別に私がカッパさんに人生を捧げた訳じゃなく、

私自身が幸せになりたいから、

カッパさんをなんとか攻略したいだけなのだ。

使い勝手がいいようにね。

まず、手始めとして、

カッパさんの身の回りを可愛いもので固める。

カッパさんはおっさんなので、

可愛いものに興味はないが、

可愛いものしか周りにないと、自然に愛着が湧くようだ。

カッパさんのお気に入りの手ぬぐい。

ピンク地にお友達のカエルさんのイラスト入り。



これがないと夜は眠れない。

私がそう仕向けた。

あと白地にうさぎさんの手ぬぐいもある。

いつも腰かける椅子はピンクのキノコ風。

遠野のせせらぎに棲む河童のごとく、

カッパさんは朝はいつもこれに腰をかけてぼーっとまどろんでいる。

カッパさん専用のぬり薬が詰め込まれた箱はキティちゃん。

きっと可愛いもので揃えたら闘争心が

起らないのでは、と言う私の浅知恵。

あと抱き枕もキュートなものを買い与えた。

小物を可愛いテイストで揃えると、

人間って統一感を大事にしたがるのか、

カッパさんもピンク色のグッズを選ぶようになった。

しめしめ・・・。ふふふ。

まだまだぬいぐるみを可愛いと思わないらしいが、

そのうち抱きたくなるよう洗脳していきたい。

それで暴君が収まればしめたもの。

気持ち悪いおじさん、けっこう!!

アスピーよりもメルヘンおじさんを目指してほしい。

最近はユーチューブでモルモットなど小動物の動画を

見せるようにしている。

もちろん飼いたい、と言い出しているが、

「毎日室温を27℃くらいに保たないと死ぬってよ」って

言ってやったら、電気代が惜しいのか黙ってしまった。

それでも、なんとなく可愛いものでかためる作戦は

効果を発揮しているような気がする。