カッパさんは不思議な生き物。

こんなにクソ暑いときでも

「食欲がない」と言ったことがない。

目の前にあればあるだけ食べてしまう。

食べ過ぎは良くないので、

最近の夕食は少なめに出してきた。

するとカッパさんは物足りなそうな顔をして、

冷蔵庫や戸棚をあさったりする。

迷いに迷って、だいたい「ガリガリ君アイス」に落ち着いたりしたものだ。

そんなカッパさんを気の毒に思い、

昨日の夕食は多めに出してやった。

ごはんはどんぶり鉢にめいっぱい。

ゴーヤチャンプルーは3人前。

あとお惣菜を2点ほどつけた。

カッパさんは迷うことなく全部食べた。

デザートのロールケーキも平らげた。

もちろん、私は夕食抜き。

もともと夕食は食べないことにしているからいいのだ。

さすがにカッパさんは満足そうに腹をさすっている。

お腹と来たらまんまるでパンパンだ。

でも、しばらくしてカッパさんの様子が変わった。

お腹をさすりながらヒーヒーうめいている。

私は見たい番組があったので、カッパさんには構わないでいた。

でもカッパさんのうめき声が耳についてテレビに集中できない。

そのうちカッパさんは布団を引いて寝てしまった。

やれやれ・・・。

しかし、そこからがカッパさんの地獄だった。

臭いおならをこいたり、

心ばかりのう○ちを排泄したりしたが、

なかなか気持ち悪さは収まらないようだ。

私もだんだん罪悪感にさいなまれてきた。

カッパさんを喜ばせようと、どんどんエサを与えてしまった。

飼い主としては失格だ。

カッパさんは学習をしない。

今まで食べ過ぎて死にかけたことが何度もある。

でも「ここまで」と区切ることが、50歳過ぎてもまだ出来ないのだ。

バカか?

しかし今回は懲りただろう。

今日からまた質素な夕飯に戻そう。

でもね、また忘れたころに大量の食事を出してやる。

カッパさんが「NO!」と言うまでね。

早く自分の適量を覚えて欲しいものだ。

今度はモダン焼き2枚と白ご飯、みそ汁と言う

関西では定番のお好み焼き定食を振る舞ってやろう。

デザートはクリームあんみつだ!

絶対、全部食べるね!賭けてもいい!!