結局、母は入院することになった。

ぎっくり腰だと思っていたがそうではなかったようだ。


いよいよ首も動かせなくなり、

トイレにも行けないし、ほとんど食事もできてないようだ。


しかし、入院と言っても寝たきりでは病院にも連れて行けない。

最終手段として救急車を呼んで病院まで運ぶことにした。

私がまず実家に行って救急車を呼ぼうと思ったが、

母を入院させたあと病院から私が徒歩かタクシーで

帰宅しなきゃいけない。

カッパさんに相談すると

「だから救急車呼べばいいって僕は最初から言ってたやろ」

とドヤ顔するだけで、

車を出してはくれない。

しぶしぶ姉に電話して助けを求めた。

結局、姉と姉の彼氏が救急車を呼んで

入院の手配をしてくれることになった。

私は仕事があるので、行かなくてもいいと姉が行ってくれた。


その夜、私が仕事を終えて店の戸締りをしたとき、

エアコンのスイッチを消すのを忘れていた。

いつもはカッパさんが早めに消すのだが

その日だけは消してなかったようだ。

それをカッパさんが見つけて、

「家族のことばっかりボーっと考えているから仕事がおろそかになんねん」

と私を執拗に責めた。

何度謝っても責めてくる。

「そやな、私が悪かった。気をつけるね」

「なんや、その言い方!気に障るわ!

 “私は悩み事があるからミスしただけやのに”って言いたそうな顔やな!え?」

アスピーがここまで人の気持ちを理解できないとは!?

傷ついている人にさらに致命傷を負わせるようなものだ。

その後、カッパさんは私の母の悪口をさんざん言い散らかした。

私が「もうやめて!」とキレると、

すぐにカッパさんは自分の父ちゃんと母ちゃんに電話して、

「フクちゃんがキレた。こっちは心配してあげてるのに」

と不満を爆発させていた。


私の気持ちを理解する道具を持たないカッパさん。

本当に悲しい生き物だ。

まだまだ私の試練は続くんだろうな・・・。



電話を切ったあとカッパさんは

「もうフクちゃんの実家とは縁切るわ」と言いくさった。

頼むから死んでくれ!!