もうすぐCD化だというので引っ張り出してきて一気に読みました。
鳩村さんの「天女の~」を読むつもりだったんですけど、
何だか勿体無くなっちゃって、あとまわし(笑)
『姫君の輿入れ』 (和泉 桂 著)
「姫君」とか「花嫁」とかっていうワードがタイトルに入っているとちょっと引いちゃうところがあったんですが、今回も例に漏れずで積み本になってました・・・。
でも、これ面白かった~!!
面白いというのとはちょっと違うかもしれませんが、ぐいぐいと引き込まれてあっという間に読了していた・・・という感じです。
のじくんの役、狭霧は、訳あって姫として育てられた少年で、登場時はホントに「姫君」なんですよね。
下手に身分の高い左大臣家の姫君なので今上帝に入内を迫られています。弟大好きなお兄ちゃんと秘密を守りたいパパはこの事態をどうしたものかと日々頭を悩ませているわけです。
そこで登場するのが当代きってのモテ男、おのでぃ@実親。
彼はもともとは今上帝の弟で、本来ならば東宮にもなれる身の上。 今は臣下に下って右大臣家の後見のもと、気楽に暮らしているように見えますが、実は無能な兄を出し抜こうと虎視眈々と機会を狙っています。
そこで板ばさみになるのがのじけんさん@狭霧。
彼女の入内を阻み、帝から横取りしようと企む実親に強引に忍び込まれてモノにされてしまって・・・。そして結婚の申し込みを受けることになってしまいます。(こう書くと、実親、トンデモナイヤツみたいですが、実はそうでもないんですよ。粋人なのでやってることは・・・でも、何だか読者も絆されてしまう何かがこの人にはあるみたいです・・・)
元は政略結婚のような二人でしたが、一緒に暮らすうちにお互いを知ることとなって少しずつ心を通わせていくんですね。 狭霧にこれからどう生きて生きたいかを選ばせてくれる実親は懐の大きい素敵な殿方です。
二人がお互いに成長していく様も読みどころ。
そしてラスト・・・。(ココはネタバレなので書くのは控えますね)
意外な展開ではありますが、こういうお話にしては珍しくすっきりと纏まっていて、納得出来て大満足でした。
心情の移り変わりにも無理がないし、舞台も展開も華やかで、これをどこまでCD化できるのかなぁ・・・と期待が膨らみます。 願わくばそういうシーンも1行ナレーションなどではなくちゃんと丁寧に作っていただきたいですね。
のじくんの「姫」の芝居と少年に戻ってからの芝居と二つが聞けるのが楽しみです。(サイバーではこういう役を振られる事が多いですよね・笑)
そしてお兄ちゃんとパパはどなたになるんでしょうか?(いえ、大意は・・・ちょっとだけあります・笑) 実親の親友・朝家、家臣の文秀など魅力的なキャラもいっぱいなので、追加キャストを楽しみに待ちたいと思います。
これ、2枚組みでしたよね? 来月発売分につづく・・・でなくてホントよかった(笑)
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