なかなかゆっくり、記事を書く時間がないこの頃ですが。
私の子ども時代、テレビの害について「一億総白痴化」などと評されたものですが、そう言われてもテレビを見続けてきて思うのは、出演者が表現しようと思っているのとは全く違う形で、テレビというのは、出演者の人となりを正直に映し出してしまうものだなあということ。
以前、仕事で受けた研修で、お客さんを訪問する時、相手は自分の発する言葉によって印象づけられると思いがちだけれど、実は言葉より目に映っこちらの視覚的印象や話す口調から、言葉以上に印象について影響を受けているのだと教わって、目からウロコが落ちるような気持ちになったのを思い出します。
テレビでなくとも、パッと見た第一印象で、その人の精神状態や生活がふと見えてしまうことが、自分にもあるなあと、思い当たります。
隠そうと思っても思わなくても、じっと見ているだけで多くの情報を与えてしまう、そういう仕事で生計を立てているテレビタレントさんは、観る側には想像もつかないようなストレスにさらされているのかもしれないなあと、感じる今日この頃。
ブログで井上さんが書いていた、「そぎ落とされる」ということについて、ふと思いを馳せます。
見られるということは、ストレスであると同時に、自分がいつも何者であるのかと、常に問いかけるきっかけになっているような気もします。
そういう職業についた井上さんを、可哀そうに感じるのと同時に、だからこそ、あの透明感のある魅力が生まれたのかとも、思ったりするのです。