1月期・新ドラマ感想 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

1月も終わりですが、忘れないうちに覚書を少々。


ドラマをよく観るようになったのは、ここ数年のこと。どうしてかなと思うと、人が死んだり、血を見るのは苦手なので、刑事ものと医療ものは苦手、歴史もそんなに興味なく、俳優さんに好き嫌いが多い…という偏りで、滅多に自分にストライクなドラマが見つからなかったせいかなあ。


でも、刑事ものと医療ものは視聴率が取れるらしく、そのへん苦しみながらも、この頃はなんとか観ている感じです。事件とか手術とかがメインじゃなく、人間関係中心だと見やすいんですけど^_^;


じゃあ何が好きかというと、少女マンガで育った世代なので恋愛ドラマが好きなのですが、恋愛だけだと、ドラマが成立しにくい時代らしく、視聴率に苦戦するのを見ていると、みんな、どんな恋愛ドラマなら見るのかなあと、逆に考えこんでしまいます。恋愛って、片思いとか、始まりの部分が一番いいなあと、私は思うのですが。恋ってかなりの部分が妄想というか想像力の産物のような気がするので。今は、自由な妄想が、あまりふくらまない時代なのかもしれません。リストラの不安に怯える日々では、恋愛どころではないのかも。あまりにその題材が多いので、自分の子が就職できるか、本気で不安になってきました。


★月8「ハンチョウ」 観なくてもいいかなと思ったのですが、観始めるとなんだか面白い。人情ものというか、人間関係が話の中心なので見やすいのかも。今回のシリーズの方が、飲み屋シーンがなくなり、ハンチョウの過去のほのめかしがあったり、話の流れがスッキリしていて、いいかも。安めぐみさんもいっそいらないような。ゲストが、毎回いい人見つけてくるなあと感心します。


★月9「コードブルー」 山Pのなよっとした演技が苦手だったのですが、この役はなんだかいい!あまり感情を出さない役なのでクールな雰囲気だし、彼自身も大人っぽくなった気がします。ドクターヘリのメンバーのキャラもバランスいいし、うまいし、ストーリィもまとまってて見やすいので、ストレスなく観られます。ただ、先週のスキー板3人串刺しは、半泣きで観てました(>_<)


★火10「まっすぐな男」 ルーキーズでは、こんな先生いたらいいのにと思ったキャラも、ここではもうひとつ、魅力が見えません。まっすぐさに、筋が通ってないような気がする所があちこちに。深キョンの役も、身勝手過ぎて観ているのがツライ。篤郎さんの出ているシーンだけが、楽しみになりつつあります。「外事警察」からの、この180度の役柄の変わりようが、素晴らしい。


★木8「とめはねっ!鈴里高校書道部」 オープニングから好き!アニメから実写になる感じと、東方神起の曲がよく合ってて、ワクワクします。筆で書く文字っていいですよね。高校の頃、書道を選択した私は、下手でしたが、お手本の字の美しさ、字のうまい友人の筆運びに、よく見とれていました。縁(ゆかり)役の池松くん、「新三銃士」のダルタニアンの声の人だったと気付いてびっくり。キャストがみんな、味があるなあ。 


★木9「エンゼルパンク」 どこが「ドラゴン桜」の続編なのかな?ハセキョーは上手な女優さんではないと思うんですが、役には恵まれているんじゃないでしょうか。生意気なようで憎めないキャラが、よくハマっています。自分の市場価値とい視点が面白いし、あの上司の意表を突く提案も、毎回楽しみ。


★木10「不毛地帯」 合併話の展開、面白い。夢のある時代でしたよね。今回は、日本に戻る壱岐の引越しの手伝いの場にいるお手伝いさんが、いつのまにか奥さんみたいな感じになっているのが、女の怖さを感じました。自分のことを、いつまでも周りに隠して、妻が死んだ今も愛妻家の振りをしている壱岐を見ている千里は、辛いだろうなあ。そして、会社では有能なのに、その弱いところを息子に見抜かれてしまうというのも皮肉な話で、細かいところまでよく出来たドラマだなあと感じます。


★金9「宿命1969-2010」 このドラマは、北村さんあってこそですね。演技に魅せられる。小池栄子ちゃんも魅力的な感じで出てきたのに、ストーカーになってしまうのかな。颯爽と生きて欲しい気がするのに。登場人物たちが、運命に翻弄されていくドラマだから、この先もっとドロドロしていくのかな~。(遠い目)


★金10「ヤマトナデシコ七変化」 「神の雫」に続いて、このドラマの亀梨くんも、いい味出しているんではないでしようか。マンガ原作が似合うんだな、きっと。でも、設定とかストーリィは、かなり中途半端。清志郎くんはいい味出してるし、変わった嗜好のスナコちゃんのキャラは立ってるんだけど、残り3人の同居人の印象が薄くてもったいない。おうちも「アタシんちの男子」のお城だし、野ブタとか花男とか、受ける要素を適当に持ってきたという感じなのかな。オープニングのダンス、蘭丸さんを観て、本職が踊るとこんな感じなんだ~と感心。姿勢がいいし、キレがありますね。


★土7:30「咲くやこの花」 NHK土曜時代劇。この頃NHKに面白いドラマが多いのは何故?この時間帯は観られないので、泣く泣くリタイヤなんですが、台詞がときどきハッとするような、いいのがあります。脚本は「ちりとてちん」の藤本さんなんですね。なるほど~。百人一首、好きなのに。再放送を待っています。


★土8「ブラッディマンディ」 ワザと視聴者が茶の間で盛り上がれるように、ツッコミポイント満載にしてるの?と思うほど、言いたいことは山ほどありますが、それでも観ます。虚構なのに、変なリアリティがあるんですよね。

しかし、2時間観ているには疲れる展開でした。何故疲れるかと言うと、ドラマの展開に不可欠なサプライズならひとつひとつがつながっていくのに、ハッタリみたいなのが多くて、もうみんな敵なんじゃない?って、投げ出したくなってしまうから。ずっとこのままなのかと思うと、ちょっと辛いです。次が観たいという展開になってほしい。


★土9「君たちに明日はない」 リストラ請負会社の面接官の男性の話。一生懸命働いて、ある日あなたはもう要りませんって言われたら、ショックだろうな。そう思いつつも、リストラを促しながら、その社員の人生に向き合い、人が働くことの意味を問い直していく主人公の姿に共感します。年上の女性好みというところで、アメトークの熟女芸人を思い出してしまいました。傍から見てもかなり年上というところが斬新かも。


他には、「曲げられない女」が面白そうで残念ですが、他番組と被るので断念。「木下部長とボク」は、部長の活躍がちょっと見たい気がしましたが、芸人さん出演率が高すぎて、もはやバラエティの雰囲気なのに耐えられずリタイア。「特上カバチ」も、なんだかガチャガチャしていて無理でした。「木更津キャッツアイ」の櫻井君、よかったなあ。(再放送を観て)


視聴率、軒並み低いですね。思いのこもっていないものが評価を得られないのはしかたのないことですが、面白いドラマがたくさんの人に観てもらえずに終わっていくのは、淋しいことです。観てもらえるかもらえないかは、案外ほんのちょっとした違いかもしれないのに。