何故今この人?と問われれば、先週から「マツコの部屋」という番組が始まったことを知ったからです。フジで木曜深夜25:45から15分番組だそうです。
来週観てみようかなと思いつつ、この人ってよく見かけるのに、どういう人なのか謎だらけだと気がつきました。WIKIを覗いたら、スリーサイズと体重がともに150kg、女装タレントなどの項目が目につき、ああそういえば女性じゃないなあと。でも三輪明宏もそうだけど、そういうキャラだと思っていると、意外と気にならないものですね。
次課長出演番組で何度か見かけましたが、「くりぃむナントカ」の間違い探しのロケのとき、歩くのにすぐ疲れてバテていたので、あー、あれだけ太っていると歩けないのねと思ったり。
「ゴローズバー」のダイエット特集のゲストで来ていた時には、食欲がなくなるように胃を部分切除して小さくしたり、口を開かないように固定したりという、ダイエットとはもはや呼べないようなエグイ手術の紹介があって、「ワタシってこんなレベルなの?」と驚いていたマツコさん。
「調子がいいと、ご飯を3合炊いて全部食べられる。」という発言に、びっくり仰天していた井上さん。「そんなに豪華な食事をしていないのにどうして太るの?」と聞かれ、「炭水化物を取っているから。貧乏人の子どもって何故か太っている子が多い。」というマツコさんの話に「じじいだけ、けっそけそ。」と小さくつぶやく井上さん。その言葉をちゃんと拾って「そうなのよ!あたしとババアだけ太ってるの。」
あの時の会話が、なんともいえず面白かったなあ。オーナーに、「ダイエットというより、生きるか死ぬかだね。」と言われ、「どう考えても救いはないのね。」と肩を落としていたマツコさんが気の毒で、うわー、何この終わり方と思いましたが、悲壮感漂いながらも、なんとなくユーモラスな後味が残ったのは、彼女の人柄のような気がします。
その後しばらくして、夕方テレビをつけたら、マツコさんと若林史江さんと男性アナウンサーが、新聞記事をはりつけたのを観ながらあれこれ話している番組がやっているのを見かけました。
「あっ、次課長のANN-Rのラジオでさんざん話題になっていた史江だ~。こんな人なんだ。」と思いながら観ていたのですが、それがTOKYO MXの「5時に夢中」という番組でした。話が下ネタに流れても、アナウンサーの人もちゃんと当たり障りなく受け答えをしていて、あれ、夕方のこんな時間に、このトークはいいのだろうか、これは何の番組?とびっくり。ローカル番組だから許されるノリに、なんだか逆に新鮮な印象を受けました。
史江という、名前だけが独り歩きしていたキャラも、実際の彼女を見ると、どう説明していいかわからないのですが、なるほど~な感じがしました。(うまく言えないのですが、あの猥雑さとかフランクで憎めない感じとか)
そこでのマツコさんの巷の事件を評する言葉が、彼女(?)らしい個性の光る切り方で、「あ、この人センスあるなあ。」と感じました。突飛なようで腑に落ちるというか。もっと話を聴きたいなと思わせます。
この番組は数回観ただけなんですが、それを思い出して、マツコさんの番組だったらきっと、面白いんだろうなあと思ったのです。
日本人って割と共通の価値観とか常識の中で生きているから、その枠の外にいる人ってなかなか見かけないけれど、彼女はそんな存在で、視聴者の心にがっちり居座っている固定概念を打ち崩して、頭を柔らかくしてくれる人のような気がします
こんなに語るほど、何も知らないんですけどね。興味深い人です。