日経エンタとCIRCUS、なんとなく毎月買うのが当たり前みたいになってしまいました。営業妨害になってもいけないので控えていたのですが、お悩み相談の方、なかなか興味深い発言も多いので、井上さん中心ではありますが、1~3月号の印象に残ったところを書き留めておきます。
【1月号】
マイナス思考(ガスの元栓や家のカギなど、何度も確認してしまう)
井上「これ、すっごくいいことですよ。事故を未然に防いでいるわけですから。未来を変えているんですよ。」
パニック障害
井上「一番悪いのは、こんな思いしてるのは私だけって思い込んで、周りが見えなくなってしまうこと。」
巨乳が悩み
井上「でも隠す方向はよくないですよ。自分の魅力に気づいてないだけで、もったいないと思うよ。」
学歴コンプレックス
井上「「逆に言えば、何も持っていないのにモテるってことは、相当な人間的魅力があるって証拠ですよ。RPG的に言えば、勇者の素質があるんですよ。」
【2月号】
河本「僕の今年の抱負は、今年こそ現状維持。下からは若手がごちゃごちゃ出てくる。上はどかない。その上での現状維持は大きな目標でっせ。」
井上「僕の抱負は無欲。欲出して上に行った人なんて、見たことないですからね。だからガツガツしないように気をつけたいです。」
24才にして初デート。どこへ行ったらいい?
井上「最初にがんばりすぎるのもダメでしょ。自分でハードル上げるだけになっちゃいますから。それか、この人、ムリしてんな~、って思わすぐらいにがんばるのも手ですよね。」
子どものいたずらがすごい。
井上「考えてみれば、自分が小さいころだってムチャクチャなイタズラをしてましたからね。」
河本「それで俺らの頃は、思いきりシバかれてたからね。」
井上「でも今の人はそんなことしないでしょ。それだと子どもを甘やかすことになりませんか。」
河本「コミュニケーションがとれてないと、大人が敵に見えるんですよ。僕の場合、風呂で子どもとじっくり話すんですけど、それだけで親父の威厳って保たれるんですよ。」
河本「井上さんも将来、子どもができたらどう育てます?」
井上「もしイタズラに困ったらたたきますね。それも「絶対にやったらダメなんや」って思わすくらいにシバきますよ。僕がそうされてきたんで。親父、怖かったですもん。」
河本「だからといって、親を恨んだりしたことはなかったですよね。」
井上「やっぱり的を射たことを、しかも子どもに分かる理屈で叱ってきますからね。その上で殴られるから、文句言えないんですよ。」
河本「根本は愛情がないとね。」
井上「例えば子どもがナイフ持って襲ってきても、それを返り討ちにするくらいの力が、親には必要なんですよ。」
河本「正月から物騒やは!でもそのくらい、親父が強くなきゃいけないんですよね、本当は。」
井上「子どもには自分を超えてほしいですからね。自分が親にやられた倍を子どもにやれば、子どもは俺の倍強くなるじゃないですか。」
【3月号】
上司のパワハラが怖い、どう付き合っていけば?
河本「うちら的に言うと、仕事の環境を整えるためには強引に行かずに、次課長ってこういう奴らなんだと、自然に分かってもらうようにして意志の疎通を図るようにしてきましたね。」
井上「そこを、俺らはこうだからって強引に行く手法もあるんですが、それを嫌う人も多いんですよ。」
河本「いい意味で吉本っぽくないんでしょうね、次課長は。どの色にも勝たないというか、向こうの色に馴染んでいけるんです。でも戻れば、きちんと自分たちの色が出せる。そんなスタンスで仕事はしてますけどね。」
派遣切りされ、面接の毎日。自分をアピールするには?
河本「正社員を狙っているみたいですが、間口を広げれば仕事あるんちゃうの?プライド、一回捨てなアカンって言いたいですね。」
井上「それは、芸人にも言えることですよね。俺らにも、プライドをバッサリ捨てた時代があったし。」
河本「一時期、まったく仕事がなかったですからね。そこで僕らは変なプライドを捨て、仕事を選ぶのをやめたら、オファーが徐々に増えてきたんですよ。仕事を突っぱねるのなんて自分たちの地位が確立されてからでいい。そう思ったらスッと気が楽になって、どんな仕事にもチャレンジできるようになったんですから。」
風俗関係のお悩み
井上「野球選手がグラウンドの外ではひとりの紳士に戻るように、店の外に出れば風俗嬢もひとりの女性に戻るんですよ。」
ゲイをカミングアウトするべきか?
井上「告白したらダメでしょう。芸能界でこそおネエ系とかいますが、一般にはまずいないじゃないですか?だから、相手が困るようなことはやめた方がいいと思う。」
河本「実らぬ恋なら、今の友達のまま楽しくやった方がええやろな。友達のフリしてボディタッチして、よし、今日はヒザ触ってやった~とか(笑)。」
井上「最終的には連れションが目標になるんでしょうね。」
井上「ゲイキャラを確立するというのは。、意外と有効かもしれないね。男も女もイケるよみたいなねニオわし方もがいいでしょうね。まあ、本当は男だけなんですけどね。」
河本「ゲイをニオわすと、女性の友達が一気に増えるやろうしね。意外と女性もイケるかもしれないですし。」
井上「深刻な顔でゲイをカミングアウトして周りを困惑させるより、まずはそのニオイだけども伝えてキャラにする方が、周りに優しいと思いますね。」
長くなってしまいましたが、相談に乗っている河本さんと井上さんの考え方や信念みたいなものが、行間からとても伝わってきます。特に2月3月の次課長の会話に、今年に入ってお2人自身も、今までを振り返っていろいろ考えることがあるのかなと思うような何かが、伝わってきました。
子育てに対する意見は、河本さんはなるほど、いいパパなんだなと微笑んでしまいましたが、井上さんの意外に厳しい父親観にびっくりでした。井上さん自身も厳しく育てられたんですね。そういえば、そんな感じがあります。確かに、厳しい母親に育てられた子どもが親に負けないほど強く育つのを見て、そういう育て方もあるんだなと思ったことがあるので、乱暴なようで、理にかなっているのかもしれません。極端な井上さんの意見に、「厳しさの中にも愛情は忘れずに」と、さりげなくフォローする河本さん。
カミングアウト、私の勝手な想像ですが、井上さんはされる方に自分の身を置いてアドバイスしている気がして、ちょっと笑ってしまいました。確かに、困るでしょうね(笑)。
風俗関係のは、詳しくは書けませんでしたが、こういう話題になると井上さんの答えは、だんだん観念的というか哲学的になって行くのに、不思議な味わいを感じます。
文章だけなのに、伝わるものが多いのが、読み返しては興味深いです。言葉というのは、期せずしてその人となりを表わすものなんですね。
あ、そういえば、3月号の河本さんを見上げる井上さんの目元が、とっても素敵でしたよ~。もうすぐ4月号になるので、買ってない方は、今のうちに一度見てみては?(*^^)v