クドカンさん出演番組 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

映画『少年メリケンサック』の番宣で、この頃宮藤官九郎さんがテレビによく出ていて、こんな人なのか、というのがおぼろげに伝わってきました。


昨夜はユースケサンタマリアさんと、『SmaSTATION!!』に出演。自分もバンドをやっているゲストということで、招かれたそうです。「一万人に聞いた日本のバンドBEST30」という特集で、BEST10は以下の通り。


1位 サザンオールスターズ

2位 BOΦWY

3位 Mr.Children

4位 オフコース

5位 RCサクセション

6位 米米CLUB

7位 プリンセスプリンセス

8位 THE BLUE HEARTS

9位 アリス

10位 スピッツ


「好きなグループは?」と聞かれて、クドカンさんは初めて買ったロックのレコードはRCサクセションだったということ、ユースケさんはやはり自分の世代はBOΦWYだと話していました。


ランキングは、やはりサザンかというのと、サザンとミスチルの間に挟まれてのBOΦWYという並びが、なんだか面白いながめでした。THE BLUE HEARTSは、今でも中学高校の文化祭でよく歌うのを耳にします。


10位外で面白かったのは、ユニコーンのデビュー前、広島で活動していた頃のオーディション映像。奥田民生さんが、なんと21才!若い。今より声が高くて、その後のけだるい感じもまだありませんでした。

ユースケ「かわいい!アイドルみたい。」

宮藤「21か~。初々しいですね、やっぱり。」


ランキング表を見ながら、

ユースケ「バンド時代、モテたでしょ?」

宮藤「お笑い芸人さんとかがばーっとモテだした時期だったんです。高校時代はやってなかったんです。男子校だったし。」

ユースケ「地域的なものもあると思います。」

宮藤「さっきから見てて、西のバンドが多いんですよね。北は安全地帯とか、サンボマスターくらいですか。」

ユースケ「出身地まで、よく知ってますね。」


そして、日付は変わって今朝の『ボクらの時代』

ゲストは片桐はいりさん(46才)、宮藤官九郎さん(38才)、田口トモロヲさん(51才)。昨夜のスマステと続けてみると、内容を補足し合う感じが、また面白い。


〈東北出身の気質〉

片桐「私はこの世界、ずっと低空飛行で、あがって行く人下がって行く人をいっばい見てるんだけど。宮藤くんのは、東北の人特有の、おだてても調子に乗らない冷静なイメージがあって。」

宮藤「調子に乗る人もいますけど(笑)。でも、リリー(フランキー)さんの話を聞くとすごいなと思うんですけど。町で出会った若者と飲みに行って悩み聞いたりとか。それは九州の人なのかなと勝手に思うんですけど。そういうフレンドリーさはない。」

片桐「そのなさが、一見とっつき悪くて、一回あったらこれきりよみたいな風にしてるんだげと、妙に会うとまた、朝までヤマがいっちゃうみたいな。」


〈ダメ監督ほど愛しい〉

宮藤「ダメすぎる監督とか、逆に好きにならないですか?よーい、はいって言った時に、監督のケータイがなったりするとか。切れよ~とか思って(笑)。」

田口「ものすごいブレる、迷う監督とか、いるじゃないですか。そういう人、ずっと待ってあげたいとか思いますね。」


〈映画の神様〉

宮藤「僕は一本目、弥次喜多撮ってた時に、車両部の運転手さんがいたんですよ。それまで交流なかったのに、ある日のお昼休憩のとき急に、「監督、好きなように撮ってる?プロデューサーとかの言うこと聞かなくていいから、好きなように撮った方がいいよ。」ってそれだけ言ったんです。そのとき、映画の神様なんじゃないかと思って。いるんだ、映画の神様って。車両部だったかみたいな(笑)。忘れられないです、それは。」


〈宮崎あおいちゃんの印象〉

田口「ナチュラルボーンアクトレスというような、ちょっとハードなこととかやっても平気で、それは役だからということで、徹してるんですよね。」

宮藤「あおいちゃんって、大河で忙しくてリハーサルもできないから、役について話すという会を設けていただいて、台本読みながら話していったんですけど。あの全然ね、聞いてないみたいな感じ(笑)。そういう説明、別にしてもらわなくてもいいみたいな。」

片桐「あえてそうしてるってことなの?」

宮藤「いつもそうなんですって。聞かないし、役作りもしないしみたいな。現場で生まれた空気でやるっていうスタイルなんですって。それはすごく、珍しいタイプでしたね。」


〈体重80kgの時代〉

宮藤「今からは想像つかないけど、高校生の時、結構太ってたんですよ。80近くあったんです。太ってて調子よかったんで、結構なめられていたというか、からかわれていたみたいな。自分ではそう思ってたけど、客観的に見たらいじめられていたのかもしれないんですけどね。なめられないようにしようということをたまにしておかないと、若い…男が多いんですよね。なんかこうよってきて、話しかけてきたりとか。怖いからとりあえずはニコニコしてたりしますけど、心の中では、知らねーよおまえなんかよーみたいなことも、あったりするんですよね。」


〈クドカンの家族〉

宮藤「ぼくが大人計画の演出助手で入ってる時に、(八反田リコさんが)振付師で入ったんです。」

片桐「そのときリコさんにね、ちょっと今この劇団、すごく面白いわよって。役者の動きが面白いって、すごく勧められたっていう印象があります。」


宮藤「大人計画の人にも1年くらい黙ってたんですよね。」

片桐「結婚してから?」

宮藤「うん、なんか言いづらくて、というか面倒くさくて。」

片桐「でもわりと2人でいたよね。2人で舞台見に来てくれて、なんかお惣菜観たいの買ってる中から、よかったからこれあげるみたいにレトルトカレーくれて。」

宮藤「それじゃ、リコさん、なんか変わった人みたいじゃないですか(笑)。」

片桐「2人でお惣菜とか買ってんだというイメージ。」

宮藤「その頃はもう結婚してましたよ。ぼくは24で結婚してるから、独身の頃を知らない人のが多いんですよね。笹塚の居酒屋でバイトしていた頃です。」


片桐「あれ、子どもできたのいくつ?」

宮藤「34か5。」

田口「子どものために変わるっていうじゃないですか。」

宮藤「いや、ないですね。むしろ、ちょっとがんばるのやめようかなみたいな。」

田口「女性も今は年下っていうのが。宮藤くんのとこもね。」

片桐「それこそリコさんと私は似たような年だから。子どもができたって聞いたとき、すごくびっくりしたんです。私はもう人生中日〈なかび〉を過ぎたから、いろいろ整理しかかっていると。片づけて帰る準備していたんです。」

田口「それは人生を芝居に喩えてわけですね(笑)。」

片桐「そうです。それなのに、これからゼロから始めようとしている人がいるんだと思って、すっごい感動したんです。」

宮藤「こういう仕事しているから、まっとうなことにあこがれるのかなというのは、思ったりしますよね。」


長くなってしまいましたが、印象に残った所を書きだしてみました。『少年メリケンサック』のメイキング映像なんかがちらっと出てきたりして、あおいちゃんの、なかなかみることのできないキレ気味の表情が、新鮮でかわいかったです。早く、見に行きたいなあ。


ちょっと前、『さんまのまんま』にクドカンさんとあおいちゃんが、出演していたのも、よく思い出します。さんまさん、クドカンさんのことを操り人形みたいだの、いろんなたとえでずいぶんボロクソに面と向かって言ってて、でもそれが全然おとしめている感じじゃなくて、愛情をもってけなしている雰囲気がとても面白かったのを覚えています。歯の浮くような褒め言葉より、なんかそれは気が利いていてよかったなあ。


もうひとつ、昨年秋の『オールスター感謝祭』で、早押しクイズの四択、宮藤官九郎はどれ?というのに、全員一致で正解だったときに、あんなに大勢いたのに一人も間違えないなんて、そんなにみんな知ってるんだ~、と、かなりびっくりしたことも、よく思い出します。


ジグソーパズルのようにいろんなピースが、頭の中に、まとまらずに散らかっているような感じ、それが今のこの人に対するイメージです。びっくり箱みたいに何かでてくるような期待感が、その中に光っています。