「ブラッディ・マンディ」最終回 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

番宣では、三浦くんと吉瀬さんばかりが出ていたような気がするけれど、「はなまるカフェ」に松重さんが出ていて、話を聞いていたら、松重さんと三浦くんのが話す様子も見たかったなあと少し残念です。


松重さんといえば、「ちりとてちん」のお父ちゃん役が記憶に新しく、コワモテの役もコミカルな役もできる個性的な舞台俳優さんです。この頃のドラマには、主役の他にこういうキラッと光る脇役俳優さんが出ていて、ドラマの奥行きを深めていますね。個人的には、そちらの俳優さんの方がツボだったりします。松重さんは、興味のありどころや考え方が個性的で、三浦くんがなつく(?)のもわかるような気がします。


結局、Kは安斎真子だったんですね。あまりに意外だったのでかなりの衝撃ではありましたが、最後にわかったので、彼女がどういう信条を持っていて、どんな気持ちで藤丸とかかわっていたのかという、細かい部分が描かれなくて、そのせいでラストがちょっと腑に落ちない感じでした。結局、時限装置が彼女の脈拍と連動していたとはいえ、真管はすでに抜き取られていたわけで。


そしてJは、何を企んでいたのか。


成宮くんのへらへらしたJのキャラが、最初かなり鬱陶しかったのですが、最後の方に行くにしたがって、内面的なものを少しずつ見せるようになってから、魅力的になって行った気がします。あのテロリストたちの全体的にへらへらした感じは、なんだか嘘っぽかった気がしませんか。そこだけコメディみたいで。


ブラッディXが撒かれた時の様子は、かつてのサリン事件を連想させて、なんだかぞっとする光景でしたが、途中から中性子爆弾が出てきたのは、いろいろ入れ過ぎでは?と感じました。裏切り者が多すぎて、途中からまたかという気分になったし、物語の進み方が素直に入り込めなくて、気がつくとダメ出ししていることが多かったです。


視聴率がもうひとつだったようだけど、やっぱりこういうアメリカ的なのは日本には合わないんだねということにならないといいなあ。脚本次第でもっと面白くなるような気がします。


「今年のクリスマスは、3人一緒だね。」と言っていた、遥の言葉が辛いですね。でも、裏切ったかもと思っていたお父さんが、実はそうじゃなかったことで、藤丸にとっての父親像は損なわれずに済んだことが救いです。


それにしても九条氏は、日本という国自体が危ないこの事態に、結局自分のことしか考えていないような人だったんでしょうか。Jやkのようなテロリストを生み出したものは、この人の中にある氷のように冷え切った心なのかも。


まだ、映画でも作りそうな雰囲気ですね。


映画の方はぜひ、しっかりした脚本でお願いしたいです。


あ、最後に、ハッキングは犯罪で現実世界ではあってはいけないことなのですが、虚構の中のファルコンの無敵ぶりは、かなりかっこよくてシビレました。そこが見所ではありました。