客席の負のオーラ | 甲羅に似せて

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蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

「次課長を負かして決勝に残った人たちの腕前はいかに?」と、「キングオブコント」の決勝戦を生で見守っていましたが、コントって審査するのが難しいなあというのが、見終わった感想でした。家族の中でさえ、好みや評価が分かれていたからです。


先ほどからぺタ返しをしながら、感想を読ませてもらっていて、結果に不満を抱いた人がブログを荒らしていた話を知りました。行き所のない気持ちをそんなところで発散しなくても。


とはいえ、新しい試みをしようとしているのはわかるにしても、観客席で負のオーラを発しながらニコリともせずに見ている準決勝組だけじゃなくて、一般の観客の人も投票に混ぜてあげたいらいいのにとか、決勝進出組だけが、優勝を決める投票を目の前でするのは何かの罰ゲームのようだなとか、頭の中をいろいろな考えが浮かびました。

一番厳正でないと成立しない部分の審査というものが、あまりに見世物的すぎて、真面目にやっている方も、見ている方も、もうひとつ納得できない不満が残ったような気がします。


それでも、優勝したバッファロー吾郎さんたちには、なるほど彼らだなと思わせるものがありました。アニメとSFの、日常とかけ離れたところで繰り広げられる、中学生のごっこ遊びのような楽しさと、5分ですっきり終わる完成度は、やっぱりなるほどでした。

お兄ちゃんは「バナナマンの方がずっと面白かったのに、おかしいよ。」と憤慨していましたが。バナナマンの勢いのあるコントもよかったし、ロバートの耳に残る1節で延々とやっていたのも楽しかったです。ほんとに、後はそれぞれの好みというしかありません。


新しい人たちは、初めてネタを見たのですが、天竺鼠とチョコレートプラネット、私は好きだったなあ。娘はザ・ギースにウケていました。


ときどきテレビに映る準決勝組。ただ純粋に楽しむというわけにはいかないと思いますが、笑っていない無表情な目に出会うと、なんだかドキドキしました。

河本さんが、2700のとき、楽しくて一緒に踊っていたと話したとき、周りがどっと笑ってやっと雰囲気が明るくなり、わけもなくほっとしましたが、決勝進出組やダウンタウンさんからは、どんな風に見えていたんでしょうか。


生で観ていた時は、なんだか緊張してあまり楽しめなかったのですが、後から録画を見返した時の方が、勝負を気にせず思い切り笑えたのが不思議なくらいでした。


もっとおおらかに楽しめる大会になったらいいのになあ。バッファローさんたち、とくに木村さんの涙にもらい泣きしながらも、キングオブコントを思い出すたびに、客席の無表情な暗い目を思い出してしまうような気がします。