「ロンハー」は見たり見なかったりなんですが、この頃の変身シリーズ、面白いですね。
今回は「クール&セクシー芸人、奇跡の1枚」ということで、男性芸人9人が登場。
クール部門で最初に出てきたハイウォーのQちゃん、かっこいい~。黒のストライプのスーツに幅の広いネクタイ、そして長髪が風になびく様子が大人っぽくて、ファッション誌の表紙も飾れそうな雰囲気です。これで、見る気満々になってしまいましたが、Qちゃんを越えるほどの1枚は,結局なかったなあ。濃い顔を抑え目にして、キモさを取り除くと、こんな風になるんですね。
セクシー芸人では、河本さんの雨に濡れて震える1枚が、すごくキュートで印象的でした。河本さんはその世界にすっと入るのがうまいですね。繊細な優しさが画面に現れていて、守ってあげたくなるような感じだったなあ。ドラマのワンシーンみたいでした。
くせのある個性を、1枚の写真にまとめるための、プロのスタッフのテクニックってすごいなあと感心。
でも、やはりこれだけ誰の写真もインパクトがあったのは、もともとの芸人さんたちのキャラがあって、その対比の面白さがあったからでしょうね。
もともとイケメンの徳井さんより、変わり方の振れ幅の大きさで言ったら、バナナマンの日村さんとザブングルの加藤さんの注目度が高かったのも、このシリーズの面白さですね。日村さんは目が大きくてぱっちりしてるなあと感じ、加藤さんはエラが張ってなければ、イケるかもと、思われました。お化粧にかかった時間を聞いたらやっぱりでしたが(笑)。徳井さんは写真より、「海が自分を欲しがった」とか、しゃべりの部分の徳井ワールドが炸裂していて面白かったなあ。
芸人さんは、もともと男前でも、それを消すようなキャラにしている人が多いから、意外とこれは、面白い企画かもしれません。
「人間、顔じゃない」と言われたりしますが、内面って顔に現れるものだとも思います。モデルさんのことを、昔はきれいな服を着て写真を撮るだけの楽な仕事と思っていましたが、モデルさんもよく見ていると、時間の経過と共に顔が変わっていくのがわかり、その人の生活とか内面の充実とか荒れって、1枚の写真に現れてしまうものなんだなと感じることがあります。
そういう意味では、身体を酷使し、頭を使う芸人さんたちの、選んだ1枚って、いろんなものが凝縮されているような気がして、興味深いです。普段は笑いのベールで包まれている、内面の繊細さが出ていたりして・・・。
ここにぜひ、いて欲しかった人を約1名、思い浮かべながら観ておりました。