今朝の「瞳」、ついに恵子さんに熱海の件、言ってしまいましたね。言わないなら言わない、言うならもうちょっとタイミングを考えればいいのに。みんなに報告して祝福されている中、恵子さんも信じたくないと耳を塞ぐ気持ちなんじゃないでしょうか。
昨日の朝、「瞳」の後に続けて、「生活ほっとモーニング」で、「瞳」と絡めて里親制度についてやっていたのを興味深く観ていました。
里親は養子縁組とは違って、一定期間預かって児童という括りから外れる18歳で子どもが自立するまで、一時的に預かる制度だということを、このドラマで初めて知りました。
このドラマを見ていると、里親になったあとも、研修を受けたり、児童相談センターの人と面談したりというきめの細かいアフターケアがあって、補助金が出る関係かなあとウィキペディアを見てみたら、やっぱりそういう面もあるかなという感じでした。でも、その金額では足りないみたいで、養育家庭がその分を負担していることが多いようですね。
それにしても、家庭に恵まれない子どもが、里親家庭で1人前に育つまで、こうした制度に見守られているのを知って、日本にもいい制度があるんだなあと思いました。
番組で、里親になった人や養育家庭での実際の様子が映し出されていました。自分の子ではないわけだし、虐待や育児放棄など、複雑な事情を思うと、心の傷を癒しながらなついてもらうように努力するのは、相当の覚悟が要ることで、里親になる人はよく引き受けるなあという感想を持ってしまいます。
でも、里親になった人が、必要とされている喜び、日々の生活で絆を深めていく喜びがあると語っているのを聞いて、そういう気持ちの通じ合いがあって成り立っているものなんだと納得しました。
里親を必要とする子どもの四割が虐待を受けた子で、そういった子を養育するのは、3年以上里親経験があり、研修を受けて資格を取った人なのだそうです。
取材を受けた里親さんは、今5才の子が2才7ヵ月のときに預かったそうですが、人に抱かれるのを怖がり、1年もの間、全然なつかなくて、叱ると頭を壁にぶつけたりして、自分を痛めつける行動をしたそうです。こんな小さな子がそんな行動を取る事に心を痛め、「叱られた時はそんなことをしなくていいんだよ。ごめんなさいって謝ればいいんだよ。」と言い聞かせたそうです。
自分の子育てが終わって3人の子を育てている里親さんは、18才になって自立できるようにと、子ども達に料理や掃除、洗濯物をたたむなど、家事を根気よく教えていました。習う子どもも、自分の親と暮らせるようになったら、自分で作れるようになるんだと話していました。
一方、里親家庭で育てられて成長した子ども達に話を聞くと、育ててくれた人に本当に感謝している様子とともに、小さい頃、自分の置かれている境遇を、友達にいくら話してもわかってもらえなくて悩んだという話もしていました。
里親は自分が里親であることを、話してわかる年頃になると、きちんと話すそうです。苗字は、里親の姓を名乗る事もあるし、一本木家のように、最初からそれぞれの姓を名乗る場合もあるようです。
里親家庭で暮らす親子を見ていると、本当の血のつながった家族に欠けているものが、ここにはあるのかもしれないという気がしてきます。
自立するのに必要なことを教えながら、日々、子どもの成長を見守ること。そんな必要最小限の、子育てに大切な事を、血のつながりに安心して、忘れてしまっている自分の家庭を振り返る気持ちになりました。
「親身になっていると、子どもの顔がだんだんほころんで来る。それを見て癒されるのが、里親冥利に尽きる。」と微笑みながら語る里親さん。
こんな制度が、これからもずっと続いてくれる事を願います。