生まれてきた意味 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

続きです。


<アルボウスに突然切れる2人>

愛知県のヤスコちゃんから来た、「先ほどのアルボウスイというのは、アルボウスのまちがいではないですか。アルボウスは会社の名前です。」という間違いの指摘。しかも写真付き。


河本さんが読み終わらないうちから、「やかましいっ!」と切れる井上さん。「揚げ足取られた。」と、巻き舌気味でつぶやきます。なだめる河本さんに、「ごめんなさい、ちょっとカチンときた。」と井上さん。

写真の説明文を読みながら、今度は河本さんが、「なんやのこれ、勘弁してくれや。」と切れて憤ります。「こらこ

ら、向田さん落ち着いて。」と今度は井上さんが止めに入ります。


文字に起こすときつく感じるけど、井上さんの言い方は、舌足らずにぶつぶつつぶやくような感じで、だんだん河本さんがキビシク言うのに、心配そうにヤスコちゃんの気持ちが「離れていく~。」と、合いの手を入れていました。河本さんも、だんだんおちょけるのが楽しくなってきて、止まりません。


河本さん「ヤスコちゃん、揚げ足取ってんと、大喜利のお題お送っててくださいね。」

井上さん「もう、離れた。こやって離れていくんやで。あーあ、離れた。離れていくんだねえ。」

河本さん「じゃあアルボウスを使ってお題作ってください。じゃあ曲作りお願いします。できへんやろ。俺が無茶振りしてもできへんのやから、黙っときなさい。」

「それではこれでヤスコちゃんとその他仲間達はお別れです。」

井上さん「ヤスコちゃん、ごめんね。がんばってね。」

河本さん「もし明日、横でかんだ人がいたら、すぐ指摘してください。揚げ足バンザイ。」


ごめんね、ありがとうと、ヤスコちゃんに声をかけながら、次課長のお2人は一部地域の人とお別れしたわけなんですが、ヤスコちゃんとアルボウスをきっかけに、コントが始まってしまったようで、切れる役となだめ役がコロコロ変わって延々つづいていく感じが、すごく面白くて、何度聴いても飽きません。


<眠れない小学生、サッカー少年>

将来サッカー選手になりたいけど、なれるかわからない小学4年生の少年。


なんでサッカー始めたのかとか、週にどれくらいやっているかとか、どんなポジションをやっていて、何をしてるのかとか、井上さんの質問は具体的で、子どもが答えやすくて、質問するうちにその子の様子がよくわかってくるのが、うまいなあと思います。


言葉遊び的な進め方じゃなくて、その子がどんな子か知りたくて話しながら、疑問に真面目に答えようとしているのが伝わってきます。子どもって、小さいなりにちゃんとその年頃の、自分の世界観を持っているから、ちゃんと一人の人間として扱ってあげると、返す答えが全然違ってくるんじゃないでしょうか。


「続ければいいことあるから、やめたらだめだよ。」というアドバイスは、簡単なようでいて、大切な事ですよね。続ける事ができるということが、すでにひとつの才能じゃないかと思います。


自分が小さい頃勇気付けられた「この世はでっかい宝島」という世界観を、他の子にも分けてあげたいという気持ちが、この相談をしているときの、井上さんの根っこにあるんじゃないでしょうか。


<眠れない小学生、エヴァンゲリオン>

エヴァンゲリオンの意味がわからなくて眠れない小学6年生の少年。

話を聴いていくと、DVDで観た後半部分の「ありがとう。」の意味がわからないという少年。


「君は何のために生まれてきたのか、考えた事ない?」と聞く井上さん。ないと言われて、

「考えてみては、どうだろうか。」(この言い方、なんだか好きです。)

「お母さんから、俺はなんで生まれたんだろうかとか、そういうことを突き詰めていくと、結局は感謝の気持ちになるんじゃないのかな。」

井上さんの説明に、「あ~、そゆことね。」と、何か腑に落ちた風な少年。


そこから、母の日につなげて、お母さんにありがとうと言おうという話に。


エヴァンゲリオンを知らないので、この会話を丸ごとはわからないのですが、「何のために生まれてきたのか」なんて言葉が、こんなころでふっと出て来るなんて、不思議です。


深夜の静寂にしっくりくるような、深いテーマでしたね。


ここでの意味としてどうかはわからないのですが、河本さんの「ありがとうよりもひとつ上の感謝の気持ちを伝える言葉」っていうのも、難しいけど、考えてみたい気がします。


ヤスコちゃん、あんなに名前を呼んでもらって、最初はびっくりしただろうけど、よかったですね。もう、ほとんど若林史江のように、違うキャラに変わっていた気がしますが。


今回は、この後編部分にリピートが集中しています。

アルボウスのくだりは、次課長の変幻自在ぶりが堪能できたし、「何のために生まれてきたのか」という、なかなかお目にかかれないテーマにも巡り合えたし、こんなラジオが、また来月聴けると思うと、幸せだなあと感じます。


何のために生まれてきたのか。


私も高校生の頃、そんなことばかり考えていた事があります。しまいには、考える事が怖くなって、あまり考えないようにしていましたが、そんなことを考えていた事すら忘れて、いつのまか大人になっていました。


井上さんが熱中している事の中には、そんなことも含まれているのかぁ・・・。


不思議なお方です。