ちりとてちん 3/18 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

小草若さんがやっと戻ってきて、挨拶とともに常打ち小屋のことを、改めて徒然亭のメンバーが正装して鞍馬会長の所へお願いに行きますが、今更なにをという感じで「あきらめい」とあっさり言われてしまいます。


冷たいように感じますが、ビジネスの世界で、草寂の名を継いでがんばるという約束を反古にした小草若さんと徒然亭に鞍馬会長が取り合わないのは、そんなにおかしなことではないと思います。

草若師匠の時には、落語をやらせてもらえなかったことを考えれば、常打ち小屋のことで一度は声をかけてくれ、気にしてくれていただけでもありがたいのかもしれません。


けれど、本気なら自宅を売れ、草寂はそのつもりだったと言う会長の言葉には、背筋が凍ります。人に協力を頼むなら、まず自分が血を流してできることをやってからにしろという、厳しい要請でした。


寝床でそのことを喜代美ちゃんが話すと、奈津子さんは会長の事を、「わざと突き落として、自分で這い上がってくるのを待つような芸人の育て方をしてきた人」ではないかと評します。

奈津子さんの人を見る目は鋭いですね。

でも、人の不幸をネタにして喜んでばかりいたら、寝床の2人に、「宝くじ当たったんだって。」と、披露宴の注文を当てにして話しかけられて、初めてその事を知らされ、急に顔色が変わります。


小浜から小次郎さんが帰ってくると、奈津子さんの部屋は散らかり放題です。やっぱり自分がいないとダメだねと、早速片付け始める小次郎さんに、「何で黙っていた。」と奈津子さんは詰め寄ります。

なんのことかと、ささいな秘密をあれかこれかと謝った後、宝くじのことだとわかって、謝ります。何に使ったのかと聞かれて、小浜のイベントにひろしを呼ぶために使ったと言うと、奈津子さんは小次郎さんに口をきいてくれません。


喜代美ちゃんのところに逃げ込んで、小次郎さんが話すには、正典さんや秀臣さんや竹谷さん達が、みんなイベントを成功させようとがんばっているのに、自分は宝くじに当たって結婚というのは情けないと思い、自分も何か役に立ちたかったのだという事でした。「今さら?」と、突っ込みつつも、喜代美ちゃんは、そのことを奈津子さんに全部話したほうがいいと言います。


一方、奈津子さんが怖い顔をしてカップ麺をすすっていると、玄関にお客さんが。

小梅さんでした。荒れ果てた部屋にあわてる奈津子さんをよそに、さっさと部屋に入り、散らかりようにびっくりしながらも、用件を話します。


よくひろしが小浜にきてくれたなという和田家の人たちの話に、好意で来てくれたのだと宝くじの事は隠して話す小次郎さんのうそを、小梅さんは見抜いていたんですね。


何で正直に話してくれなかったんだ、そんなケチな女と思われたのかと憤慨する奈津子さんに、小次郎はプライドがないようで、人一倍プライドが高いから、あんな生き方しか出来ないんだと、小梅さんは言います。ひろしを呼んで男をあげてから、奈津子さんと結婚したかったのだと。


いつも、真面目に取り合ってもらえず、気楽な様で孤独な小次郎さんですが、小梅さんはちゃんと見守っていて、大事な時に助けに来てくれたんですね。


そっと奈津子さんのマンションに小次郎さんが帰ってくると、部屋が片付いていて、鍋にはなんと肉じゃがが出来ています。「何で帰ってきたの。これを持って迎えに行こうと思っていたのに。」という奈津子さんの言葉に感動して、抱きつく小次郎さん。あぶないからと押しとどめる奈津子さん。


うわっ、ついに奈津子さん、肉じゃが女になってしまいました。これでは、まるで新婚生活。それじゃ、ついに2人は結婚するんでしょうか。・・・すでに一緒に住んでいるんだし、結婚してもしなくても、大して変わらない気はしますが、たった紙切れ一枚ですが、ちょっと今までの自由な関係と違って、束縛しあってしまう気もしないではありません。


一方、徒然亭ですが、喜代美ちゃんの口ぶりからすると、家を売るところまでは覚悟はできていないようですね。それが、どう話が進んでいくのか、徒然亭一門がこれからどうなっていくのか、見当がつかないのですが、ほんとに3月で終わるんですよね・・・?


こんなに最後まで、展開が読めない朝ドラは初めてです。